2024年秋、東京都八丈島で仕掛けたトレイルカメラの成果

八丈島のフィールド

執筆活動は続いています。調べ物をしたり、今のもの、昔のものを読み直したりしています。

書いますと、色々学びがありますね

でも、こうしていますと外に出られなくてストレスが溜まります。最近は、それを少し緩和するためにフィールドにトレイルカメラを仕掛けて、色々観察をしています。


今日は、「2024年秋、東京都八丈島で仕掛けたトレイルカメラの成果」と題してのお話です。


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トレイルカメラ

トレイルカメラは、赤外線センサーで物体を検出し、撮影する無人カメラです。

昔はお手製でした。カメラにレリーズをつけ、そのレリーズのスイッチの部分を切り落とし、配線を出し、自動ドアの赤外線スイッチとつなぎ、それをタッパーの中に入れて防水にします。

タッパーをカッターで切って、レンズの出口を作ったりと工作が楽しかったですね

私もよくやりました

今は、小さなトレイルカメラが6,000-7,000円くらいで手に入ります。しかも、まあまあ頑丈です。

ですので、最近は中華製のものを使用しています。

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初めは失敗続き

トレイルカメラによる撮影は、野外を実験室として考えます。さまざまな痕跡を見つけて、

もしかしたら写るかも・・・?

と結果を想像して設定とカメラの位置を決めます。

ただ、人間の想像力は大したことはありません。野生動物の動きは、最初からは予想できないのです。

ですので、最初は何も写っていないことが多いです


自分を信じ、根気強く続ける

研究もそうですが、一度初めたら簡単に諦めてはいけません。継続し、やめるときは理由を持ってやめると、改善のための情報を得ることが出来ます。

そうやって、私は、これまで何日も続け、場所も試しました。

iPhone 15

昼間の成果

トレイルカメラは昼間はカラーで、夜は赤外線の照射より白黒で写ります。ですので、得られる結果が昼間なのか夜なのかすぐに分かります。

餌付けは色々問題がありますので、今回も風呂桶に水だけを貯めました。

最近は大雨もありました。私が行かなくても自動的に水が補給されて楽でしたね。

動物が生きるためには水が必要です。

写真には写っていませんが、この桶にカの幼虫と蛹がありました。カは、すぐに水の在処を見つけて繁殖を始めましたね。

そして、1週間トレイルカメラを放置していますと、野鳥が来ました。写っていたのはイソヒヨドリの雌でした。


夜の成果

これまで、私はトレイルカメラを八丈島の色々なところに仕掛けました。撮影された時間は昼間が圧倒的に多く、夜は稀です。その中で写っていたものはイタチでした。

以前、私が持っているトレイルカメラはチョウを写しました。大きさは小さいものですが、検出感度はかなり高いです。

その能力、今回は夜の撮影で発揮してくれました。

写っていたのはヤモリ。写真の赤丸で囲まれているものがヤモリです。

桶の周辺をぐるっと回っていました。これだけの情報ではヤモリが水を飲みに来ていたのか分かりません。

偶然歩いたのか、それとも、ちゃんと桶を認識して歩いたのかは不明です。

今後も継続して調べてみたいですね


今日は、「2024年秋、東京都八丈島で仕掛けたトレイルカメラの成果」と題してのお話でした。

執筆活動で外に出られないストレスをトレイルカメラで解消しています。一週間、水が溜まった風呂桶をセットした成果を紹介しました。

昼間はイソヒヨドリの雌が訪れ、夜はヤモリが風呂桶の周辺を歩きました。

最近の八丈島は湿度が下がり始めています。それにともない、水場に生き物は引き寄せられるのではないかと私は思っています。

今後もトレイルカメラをセットし続けて、気長に八丈島の生き物の生態を調べたいと思います。


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