三河ごーすと先生の「義妹生活」を一気読みしました

生活

国際学会で風邪を拾ってしまい未だに回復していません。

1つの書き物の締切は今月末から来月上旬。正直な気持ちをすべて書いてしまいますと問題がありますし、周囲が喜ぶような文章を書きますと偽善的なお話になります。

書いたり消したりの繰り返しで上手く進みませんね

6月下旬からフィールドに出ずに書き物を書いていますが、ずっと、そればかりやっていたわけではありません。

ときどき、息抜きをしていました


今日は、「三河ごーすと先生の「義妹生活」を一気読みしました」と題してのお話です。


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「義妹生活」との出会い

小説「義妹生活」は一般にいうラノベに分類されると思います。ただ、私が最初に気づいたのはYouTubeでした。可愛らしい女の子とかっこいい男の子の絵だけです。

よくある、主人公が義妹に恋する物語か・・・

私の世代ですと、あだち充先生の「みゆき」という漫画がそれに当たりますね。主人公が義妹の若松みゆきと同級生の鹿島みゆきの間に揺れ動く恋の物語です。

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最近のラノベですと、私はアニメのみですが、紙城境介先生の「継母の連れ子が元カノだった」が近い内容かも知れません。ただ、このような小説はキャラクターの気持ちの変化はト書きになることが多く、アニメで表現するのは難しいと思いました。

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そういう先読みもあり、

似たようなもの?

と興味が湧きませんでした。


アニメの「義妹生活」の第1話を見ました

実はこの「義妹生活」、今アニメで放映されています。

聞いたことのあるタイトルだから1話だけでも見てみるか・・・

と何気なく見ました。両親の再婚で義兄妹になった浅村悠太と綾瀬沙季は、片親同士状況、両親の離婚を経験しドライな心、お互い恋愛感情を持たないすり合わせと、BGMも相まって終始何も始まりそうもない静かな空気感が続いていました。


今後が気になって原作の「義妹生活」を一気読みしました

漫画でも、アニメでも、ラノベでも、物語を進めるために面白みを増すために、キャラクターやイベントは尖って描かれます。

「義妹生活」では、悠太と沙季はHiten先生によって美男美女の挿絵で描かれているものの、まるっきり自然体。

ご飯を作って食べ、学校に行き、友だちと話し、買い物に行って、家に帰って、ご飯を作って食べ、勉強をして、眠って・・・、延々とこのような生活が続きます。

でも、私たちの生活を振り返ってみてください。私たちの生活には、漫画、アニメ、ラノベのような尖ったイベントは滅多にありません。

「義妹生活」は、実験的小説なのか、私たちの日常のような生活が物語内で綴られます。

2人の会話も普通。でも、ト書きではたくさん悩み、家族を思い、友だちを思い、相互を想い、そのうえで言葉を発します。そして、ゆっくりと時間をかけて成長していきます。まるで私たちの生活です。

そして、物語内では大きな動きなどが何も起きません。

ですので、アニメでの表現は難しいですし、制作者泣かせだと思いました。アニメ「義妹生活」は賛否両論あるのは仕方のないことかも知れません。

原作では、悠太と沙季の心情描写が深く綴られています。日常の小さな変化からお互い惹かれていきます。

「義妹生活」は原作を読み、各キャラクターのゆっくりとした心情変化を楽しむ作品なのだと思いました。

アニメ版の感想に少し付け加えますと、声優さんたちが声色でト書きを忠実に再現されていることにはとても驚かされました。


今日は、「三河ごーすと先生の「義妹生活」を一気読みしました」と題してのお話でした。

私は、「義妹生活」は、YouTubeで名前だけ、アニメでは第1話の空気感だけ知りました。心理描写の多いため、アニメでは表現が難しい作品でしたね。

原作は、私たちに近い時間の流れが続き、日常描写の中で悠太と沙季がゆっくりと成長するお話です。尖った表現の漫画やラノベに少しお腹いっぱいになった方におすすめの作品だと思います。

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