八丈島の景色はとても美しいです。それに魅せられて、何度も来島されるお客様もいらっしゃいます。
山は八丈富士と三原山があります。標高はそれぞれ854 mと701 mです。
低い山だから楽勝じゃないですか
ちょっと待ってください
もし、楽勝ならば八丈島に住んでいる人は、よく登っているはずですよ
今日は、「八丈島の山の高さは低いけれども、登る前に下調べはしましょう」と題してのお話です。
まず、天気予報は必須ですね。最近では、雨雲レーダーの正確性が増しましたので、対処がしやすくなりました。
雨雲レーダー - Yahoo!天気・災害
全国各地の実況雨雲の動きをリアルタイムでチェックできます。地図上で目的エリアまで簡単ズーム!
しかし、外れることもあるので、常に最悪を考えた方がいいです。
八丈島は噴火でできた島ですので、急斜面が多いです。大雨が降るとすぐに土砂が流れます。
初めての場所でどこが危険かを知るためには、やはり地図からの情報は欠かせません。
地理院地図 / GSI Maps|国土地理院
地形図、写真、標高、地形分類、災害情報など、日本の国土の様子を発信するウェブ地図です。地形図や写真の3D表示も可能。
登山道の始まりの付近に、水が流れやすい場所がありますね。
今年の八丈島は本土と同様に大雨がありました。実際に、八丈富士の鉢巻道路や登山道のこの付近で通行止めになりました。
視野を広げて、鉢巻道路周辺を見ると、土砂が流れた場所が見られます。
開通しても新たに水の流れた後があることから、完全に安全になったわけではありません。注意は常に必要です。
服装や水分補給も大切ですね。八丈島でも注意点のチラシがあります。
なにごとも軽視しないことが大切です
そして、秋冬は風が強くなります。風に当たると、飛ばされるだけでなく(八丈富士は本当に強風になります。)体温が下がりますし、想像以上に危険です。
山で何かあった時の対処は自身の力でしなければなりません。あらかじめ危険な箇所を頭に入れておくだけでも、危険の予知、対処が良くなります。
情報は多く集め、準備することで、登山はより楽しくなります。すてきな八丈島の時間をお過ごしくださいね。
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