私がアメリカでの研究者時代、PCRのサーマルサイクラー、遠心機をそれぞれ2回ずつ使いすぎで壊しました。研究用ですので、修理費はそれなりにかかったのですが、先生は

壊した分の元(論文)はとってますので、大丈夫ですよ
と声をかけてくれました。
まあ、私も

壊れる機器の方がヤワ
と思っていましたけれど・・・(笑)。
最近はカメラを手に持って撮影する機会は減りました。それよりも私自身の限界に挑戦したい気持ちで一杯です。
そのために、双眼鏡、QGIS、QFieldと同時にトレイルカメラを仕掛けてデータを集めていました。
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今日は、「トレイルカメラを使いすぎて壊してしまいました」と題してのお話です。
トレイルカメラとの付き合いは5年前から
自作を抜きにしますと、私が初めてトレイルカメラを使用したのは2020年からです。初めは自宅に仕掛け、ネズミを撮影しようとしたり、家の庭のイソヒヨドリを撮影したりしていました。
その後、視点は野外に広がりました。でも、トレイルカメラを仕掛けても良い結果はすぐにはでませんでした。
ただ、「継続は力なり」です。多くの失敗のお陰で、

もしかして、ここに野鳥が来るのでは・・・?
と先が読めるようになり、最終的にトレイルカメラを使って天然の水浴び場を見つけることに成功しました。

八丈島における野鳥と水との関係を調べています
先日、トレイルカメラによる野鳥へのアプローチ方法についての記事を書きました。
今は野鳥と水との関係を調べ、最終的に写真撮影が出来ればと思っています。
現在は、毎日新鮮な水を用意し、その水に対しての野鳥の行動を記録しています。

八丈島では身近な野鳥であるキジバトはさっそく水に気づき、常連となりました。

野鳥は同種だけを見ているのではなく、並行して他の種も見ていることが分かりました。ホオジロは、キジバトの行動を見て安全かどうかを判断し、人工の水場に来たようです。

面白いことに、この水場は野鳥だけが利用していませんでした。
八丈島には野良ネコがけっこう見られます。通りすがりの白色のネコが水を飲んでいたのが記録されていました。
よく見ますと、ネコの右の耳に齧られた跡のようなものが見えますね。これは去勢あるいは避妊手術が終わっているサインです。

トレイルカメラの寿命
最近大活躍のトレイルカメラでしたが、今日、突然記録が出来なくなりました。雨、風、潮風に晒され、アブラムシの甘露でベトベトになり、過酷な使用でついに寿命が来てしまいました。
データはこれまでけっこう集めてくれましたので、私としてはコストパフォーマンスの高い機材の一つでした。
痛い出費ですが、もっと調べたいので、新しいものを購入しようと思います。

5年間、お疲れ様でした
今日は、「トレイルカメラを使いすぎて壊してしまいました」と題してのお話でした。
トレイルカメラとの出会い、過去から現在までの活躍について記載しました。私のトレイルカメラは5年間の過酷な使用に耐え、寿命が来てしまいました。
トレイルカメラは日進月歩です。現在はより良い機種が増えています。

目的に合ったものを購入し、新しいデータを集めたいと思います
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