離島在住で資格を取るのは大変ですね
八丈島に住んでいますと、過去の様々な人々の努力で自動車免許などは島で取得出来るものの、大部分は都心に行って、試験を受けて、合格という流れは必須です。
交通費、宿泊費はバカになりません。
考えたくもありませんが、もし試験に不合格ですとやり直しです。試験料の他に上記の交通費と宿泊費をもう一度支払わなければなりません。
以前、私も仕事絡みで資格取得しなければならないことがありました。仕事場の都合で一発合格を求められていましたので、猛烈なプレッシャーが掛かりました。
万全な準備で挑みましたので合格しましたが、あのようなことはあまりしたくないですね
といいながら、またもや資格取得の機会が来てしまいました。今回も仕事絡みです。
今日は、「E-ラーニングを用いて離島で資格取得挑戦中です」と題してのお話です。
昔ながらの伝統的な資格取得の方法
資格ではありませんが、私も色々なテストを受けてきました。そろばん、英検、高校入試、大学入試、大学院入試、修士学位取得、博士学位取得など・・・。
最近ですと、私の場合は家庭動物管理士でした
一般の資格は、学位とは異なり、それぞれの資格取得者として相応しい実地と安全管理の知識と技能が求められます。
多くの場合は、テキストを読み、暗記し、講義を受けて最重要項目の整理と再学習、最後に試験を受け、合格で資格取得です。
合格率を上げるためかも知れませんが、試験前の2日間の講義はとても大切でした。試験の答案用紙を書き上げたときは合格は確信していました。
ただ、ここまでなるのには、テキスト、講義、試験料と基本的なお金がかかるだけでなく、私は八丈島に住んでいますので、旅費と宿泊費もさらにかさみました。
試験に失敗したら、さらにお金がなくなりますね
E-ラーニングによる資格取得
以前の資格は昔ながらの伝統的な方法で取得します。今は、紙上で出来ることは、通信教育のE-ラーニングで進めることも出来ます。
E-ラーニングは、主に講義の動画を視聴します。
サボれそう・・・
と思ったそこのあなた。その考えは持たない方がいいです。
けっこう大変でした
私が受けているE-ラーニングの資格取得は、下記のように進んでいました。
必要事項の記入、クレジットカードで支払い、スマホのカメラで自分の写真を撮って講義する側の会社へ画像を送信・登録します。講義中、受講者が本人かどうか、真面目に受講しているか常に自動で監視されます。
もしかしましたら、人が見ているかも知れません。
というのも、「カメラ付きのデバイス」というのがこのE-ラーニングでは重要で、起きて集中して講義を受けているかどうかを確認されます。
講義は、テキストと書き込みフォームのpdfファイルが送られ、YouTubeのような20-30分間の動画を各ステップごとに「カメラ付きのデバイス」で視聴し、理解を深めるために自習で書き込みフォームを埋めます。
ですので、きちっと講義を受けますと、受講時間の倍くらい時間が掛かります。
私は、全ての講義を受け、前段階の試験を全てを受け、合格しました。今はラストの試験待ちです。
資格取得は、仕事上での責任がありますので、緊張がともないます。これはE-ラーニングであっても変わりはありません。
ここで、E-ラーニングの良い点と悪い点を書きます。
良い点は、
- 視聴者のスケジュールに合わせて聴講出来るように、講義受講期間が幅広く取られている
- 講義中疑問があったら、自由に動画を停止して、振り返ったり、ネットで検査して確認したり、理解を深めることが出来る
- 旅費・宿泊費がかからない
悪い点は、
- 講師に対して1対1の質疑応答は基本的に難しい
- 講師が目の前にいないので、受講に際し、強い意志を持ち続けなければならない
- 受講する場所が教室ではないので、眠気におそわれる
- 器具を使った実地が必要な資格は取得が難しい
- 受講する側ではありませんが、講師は講義計画、パワーポイントの作成、発表動画の作成とかなりの負担がかかる
最後のは、私も講義を聞く側とする側の両方の経験がありますので、動画を見ていて
講師も大変そう・・・
と思っていました。
2024年のE-ラーニングによる講義はこのような感じですが、これからの積み重ねによって講義はより良いものに改善され、将来的に資格取得にかかるお金は必要なものだけになると私は思います。
E-ラーニングによる資格取得は面白い経験でした
今日は、「E-ラーニングを用いて離島で資格取得挑戦中です」と題してのお話でした。
これまでの伝統的な資格取得の方法とE-ラーニングによる資格取得の方法を紹介しました。E-ラーニングによる方法については良い面と悪い面を記載しました。
今後、動画、視聴デバイスの機能、実地についての向上が期待され、E-ラーニングはブラッシュアップされると思っています。
私のように離島あるいは講義・試験会場から遠く離れた土地に住んでいる方々にとっては、E-ラーニングは、将来、主要な資格取得形態となるかも知れませんね。
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