東京都八丈島の地形に向く人、向かない人

その他

私は本土出身の人です。日本中を転々とし、海外でも生活していました。

そして、運命のめぐり合わせで、八丈島に来てしまいました。最近流行りの地方移住者の1人です。

多くの方々に支えられ、八丈島で生活しています。今ですと、フィールドでの仕事が多いですね。

私は毎日が楽しくて仕方がありませんが、

八丈島での生活に耐えられない人もいるのではないか?

と思うこともあります。


今日は、「東京都八丈島の地形に向く人、向かない人」と題して、八丈島の地形に絞ってのお話です。


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八丈島は太平洋に浮かぶ小さな島

私は、研究の材料を集めに八丈島に来るまでは、八丈島がどこにあるのか知りませんでした。そのような方もいらっしゃると思います。

場所はここです

本当に海の上にポツンと漂う小さな島です。お客様とお話しをするときは、「島流し」という言葉をよく耳にしますね。

でも、言語化してしまうと、八丈島はただので終わってしまいます。

そう、

楽しみはないの?

という感じで、知らず識らずのうちに追い詰められているのです。


島の基本的な海沿いの景色

孤島あるいは離島は生活基盤の360˚を海で囲まれています。ですので、地上から見える景色はこんな感じです。

EOS 6D Mark II+EF24-105mm F4L IS USM

これで終わりです。水平線は空と海で終わります。

楽しみはないのですか?

八丈島の場合ですと、島は溶岩でできていますので、海岸では荒々しい波しぶきが見られることでしょうか(注意:望遠レンズで撮影しています。)

EOS 6D Mark II+EF24-105mm F4L IS USM

言語化しますと、水平線波しぶきで終わりです。

やってられないですよ・・・

まあ、普通はそうですね・・・


八丈島の地形をどう見る?どう楽しむ?

八丈島には八丈小島が隣接しています。八丈小島を例にとって見てみましょう。

八丈小島は、八丈島からわずか4 km離れた場所に位置する小さな島です。

EOS 6D Mark II+EF24-105mm F4L IS USM

実は、空の条件で、山の端や陰影の色が様々に変化します。八丈小島は言葉にされた「八丈小島」一つではないのです。

青空のもと、もう少し視線を広げてみましょう。八丈小島の緑色の面積は増え、青空のなかの雲は生き生きとしてきます。

EOS 6D Mark II+EF24-105mm F4L IS USM

どちらも同じ八丈小島です。写真でしか説明できませんが、印象は別物になります。

地形の言葉は一つかも知れません。でも、「その言葉以外にものがある」というものを自分で見つけられる人が、それらを楽しめ、八丈島の地形に向く人となります。

視線をずっと遠くへ向けられれば、条件が揃いますと、青ヶ島も見えます。

EOS 6D Mark II+EF24-105mm F4L IS USM

自分から未知の世界に足を踏み入れれば、どこまでも見えないものが見えるようになってきます。


狭い八丈島。物理的な面積は70 km2です。

たったそれだけ?

と自身に制限をかけたら、たったそれだけの島になります。

でも、どこまでも自身で探求すれば、限界のない地形を持つ島となります。

EOS 6D Mark II+EF24-105mm F4L IS USM

最近、八丈島に限らず、地方へ移住を考えていらっしゃる方は、多いですね。

お金、住居、仕事、人間関係ももちろん大切ですが、目的の土地の地形に自身がマッチするかどうかが、最初のステップだと思います。

普段の生活から、自身の視点の限界はどこから来るのかを理解することは大切です。自分の判断でその限界線を拡大できるようになれば、最初のステップは成功です。

慌てず、ゆっくりと、自身の可能性を拡大してみて下さいね。きっとその土地に向く人になっていると思いますよ。

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