八丈島の冬は、本土と比べて暖かいですが、それでも葉は落ちて枝になる木も多々あります。彩は常緑樹の濃い緑と枯れ枝の茶色ですので、少々物足りなさも感じます。
しかし、林道や登山道を歩くと紫色の実が沢山付いた低木が見ることができます。一際目立ったこの低木はオオムラサキシキブといいます。
私は兼業でガイドをやっていますが、植物の分類は得意ではありません。友達からはオオムラサキシキブの実の美しさを聞いていましたが、初めて見たときは自分の目を疑いました。
あまりにも色鮮やか。植物離れしたメタリックな色や形。
このときをきっかけに、八丈島の冬が一層好きになり、林道や登山道を歩く楽しみが一つ増えました。
英語では、紫式部由来なのかもしれませんが、Japanese beautyとよばれています。なかなかおしゃれな名前ですね。みなさまも冬に八丈島にいらしたら、オオムラサキシキブの実を探してみてはいかがでしょうか?
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