最近は、スマホのカメラが発達したおかげで、誰でも写真を残すことが簡単になりました。みなさん、その時その時の思い出の写真がスマホの中にあると思います。
人生の区切りはたくさんありますよね。結婚、出産、七五三、入学、各学年、合格、就職・・・。
人の人生の数だけ区切りがあります
スマホのカメラはよく写ります。ですが、人生の区切りという大切な記録を確実に残すという目的では、スマホについている、あの小さなレンズでは限界があるのも事実です。
今日は、「東京都八丈島で区切りのときに気合を入れた写真を残すのにはどうすればいいの?」と題してのお話です。
八丈写真館のプロカメラマンさんに写真を撮ってもらいました
近いうちに公開になるそうなのですが、八丈島のあるプロジェクトに私も参加することになりました。
う〜ん、私はかなり一般からかけ離れた人だけれども大丈夫だろうか・・・
少し心配です
最近のプロジェクトでは、信憑性を増すために参加者の写真を公開するそうです。今回は、八丈島の八丈写真館からプロカメラマンの平田龍之介さんがいらっしゃいました。
初めに、撮影プランが説明され、時間内にこのカットとこのカットとテキパキと説明されました。
あとは室内と屋外に連れ出されて、立ち位置とポーズを支持されて、パシャパシャっと撮って、はい、終わりという感じでした。
私は野生動物を撮影しますが、待ち時間の多い動物写真とは全く違いました。大切な写真のはずですが、一瞬でした。プロはすごいですね。
本当にあっという間でした
カメラのシャッターボタンは誰でも押せるけれども、区切りのときに気合を入れた写真は、誰でもは、撮れません
昨今の写真はデジタルカメラで撮影します。もちろん、レンズ、絞り、シャッター速度の組み合わせ、光の選び方は昔と同じです。
それなら、私でも出来そうですね
う〜ん、もしかしたら難しいかも・・・です
撮影されて分かったのですが、人をただ立たせてだけで、「気合を入れた写真」を撮るのは難しいと思いました。
平田さんの撮影される人に対する声がけが、とても上手いのです
言葉で説明するのは難しいのですが、様々な声がけで写真の中にきっちりと収められ、その瞬間にシャッターを切られるような感じです。それをパパっとこなすので、撮影時間はとても短いです。
もちろん、撮影ミスもありません。
撮影されて、全く苦になりませんでした
小さなお子さんでも大丈夫そうですね
結婚、出産、七五三、入学、各学年、合格、就職・・・と、どの瞬間もメインは祝い事です。写真は、時間的には付属のようなものです。その限られた時間内に最高の撮影をしているわけです。
気合を入れた写真は、撮影後の作業も大切です
デジタルカメラでの撮影は、撮影後は2通りの扱いがあります。私たち一般の人は、カメラで撮影されたデータをそのまま出力します。一方、プロカメラマンに撮影される有料サービスでは、RAWファイルで撮影し、Adobe Lightroom ClassicやPhotoshopのようなパソコンのソフト上でさらに補正をいれます。
後者は完成するまで時間と労力が必要です。そのかわり、仕上がった写真は別物と思えるくらいになります。
特によく話題になるのは、ウエディングフォトや式前の前撮りとよばれる分野ですね。撮影のチャンスは一瞬ですが、仕上がった写真は忘れられないものになります。
八丈島は記念撮影するには危険な場所がたくさんあります
噴火でできた八丈島は噴火口から流れ出た溶岩で出来ています。また、第二次世界大戦末期、八丈島は陸上戦を準備していたため、ぱっと見、分からないトラップがたくさんあります。
いたるところむき出しになった岩、先が続いていそうなのにいきなりの絶壁と命を落としかねない場所。ちょっと記念撮影と軽い気持ちで入っていくと大変なことになります。
撮影を依頼すると危険なところは避けていただけます。軽く見られがちですが、これはとても重要です。
有料ですと躊躇してしまうかも知れませんが、ありとあらゆる点で仕上がりは天と地の差があります。すべての写真を撮ってもらうのは大変ですが、八丈島で一生に一度の記念撮影は、ちゃんとした人に撮影してもらいたいですね。
私も、八丈写真館の平田さんに撮ってもらった写真を楽しみにしています