本土の方々からしますと、離島の八丈島に住むのは不思議に思われるかも知れませんね。
給料は低いので私の銀行口座はいつも空とのせめぎ合いですし(苦笑)、本土では当たり前のスポーツ観戦、映画、コンサート、美術などの文化的な物には触れることはできません。
ただ、思いっきり背伸びした考え方をしますと、ANAのビジネスきっぷが片道19,590円ですので往復39,180円。八丈島に1日滞在するだけで、4万円近くの経済価値(?)があります。

さらに1年住みますと14,300,700円!
私は、どれだけ富豪なのでしょうか(笑)
空想の中でのお金持ちのお話はここまでですが、私は八丈島に住む価値を見出しています。
今日は、「2025年12月、1週間で変化する八丈小島の風景」と題してのお話です。
八丈小島
八丈小島は八丈島から4 km離れたところにある島です。
鳥打と宇津木の2村があり、小中学校もありました。宇津木村では直接民主制が行われたこととして地方自治体として稀有な例でもあります。
1969年3月まで有人、集団離島のため、現在は無人島です。
通常の島ですと周囲は海に囲まれていますので、どこを見ても海沿いは水平線です。
ところが、ここ八丈島では、この八丈小島があるため島の変わりやすい天気と相まって変化の富んだ景色を見ることができます。
12月のたった1週間の八丈小島の見え方の変化
12月になり八丈島も冬になりました。それでも、最高気温は14~22˚C、最低気温は7~16˚Cと本土に比べてとても温かく、天気は晴れ、曇り、雨と様々でした。
晴れと言っても八丈島では快晴の日は稀で、青空に雲が混ざっているのは普通です。その雲も八丈島の様々な風速によって形の富んでいます。

これは昼間の写真です
ただ撮影しただけですが、それでも、八丈小島は絵になりますよね

そして、似たような天気で夕方になりますと、夕方のオレンジ色の斜光に色づいた様々な雲の中の八丈小島を楽しむことができます。

別の条件。上述したように、八丈島では快晴は稀です。
その稀な日の夕方の八丈小島はこんな感じで見られます。

オレンジ色の空に浮かぶ黒い八丈小島が映えますよね

そして、時間というものはさらに美しいアクセントを足してくれます。先ほどの夕方の時間から太陽が沈むまで待ちます。
そうしますと、太陽が沈むにしたがってオレンジ色は弱まり、代わりに夜の藍色の空が上空から降りてきます。
もう少し欲を言いいますと水平線の雲が完全に消えたら良かったのですが、これも自然です。私が思った通りのことは起きません。
八丈島に住んで毎年貴重な一瞬を狙っていますが、なかなか難しいですね。

私が待っている一瞬の八丈小島のシーン、1年、14,300,700円の価値がありますよね(笑)

今日は、「2025年12月、1週間で変化する八丈小島の風景」と題してのお話でした。
八丈島の海沿いの景色にアクセントを与える八丈小島の変化についてのお話でした。
八丈島では八丈小島があるため、島の変わりやすい天気と相まって、常に変化の富んだ景色を見ることができます。
1週間の彩り様々な八丈小島のシーンを紹介しました。
八丈島では、定点で観測するだけでも、一生でなかなか見られないシーンに出会えます。お金に換算するのは野暮ですよね。

このプライスレスのシーンを見ることが、私にとって八丈島に住む価値です
PR
