トレイルカメラとはIP66の防水防塵の小型の無人カメラです。
最近のものは中国製のものが多く、単3電池4本を電源に動体センサーで検出し自動撮影します。また、本体から赤外線を照射することにより、夜も撮影可能です。記録媒体はMicroSDのものが多いです。
私はこれまでトレイルカメラを使って、野鳥の水浴びや食事場を特定し撮影してきました。
ところが、先日のこのブログで書きましたように、5年間使っていたトレイルカメラが壊れました。考えていた調査の計画が止まってしまいました。
そこで、新しいトレイルカメラを注文しました。
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今日は、「トレイルカメラVOOPEAK TC19の開封とレビュー」と題してのお話です。
トレイルカメラVOOPEAK TC19の開封
最近のトレイルカメラは中国製のものが多いです。ご多分に漏れず、今回新しく購入したトレイルカメラVOOPEAK TC19も中国製です。

まあ、機能がちゃんとしていれば気になりません
表箱はちょっとカッコいいです(笑)。

パッケージはスリーブ状になっており、横にスライドさせますと中の段ボール製の本箱が出てきます。

上蓋を開けますと、早速マニュアルが出てきます。この日本語版のマニュアル、文字の大きさが小さくさらに一文一文が長い文章なので、とても読みにくいです。初心者には少し大変かもしれません。

この点は改善した方が良いかも知れませんね

また、欲を言わせていただければ、pdf版のマニュアルがダウンロード出来ると良かったです

マニュアルをどかしますと、すぐ下には本体が見えます。

箱の左側には、データ転送兼充電用のUSB-Cケーブル、壁取り付け用のアームと土台とそのネジ、木などに巻き付ける用のバンドが付属されていました。
なお、本トレイルカメラはMicroSDが梱包されています。MicroSDはカメラ本体にすでに挿されていました。

VOOPEAK TC19の外観
本体です。レンズ、赤外線照射口、動体センサーには保護フィルムが付いています。使用時にはこれらはすべて剥がします。

先ほど紹介した付属品です。壁取り付け用のアームの蝶ネジはとても硬く、ペンチで緩めました。

まあ、実際はこのくらい固くしておかないとカメラの重みで動いてしまいますので、当然な締め具合です

保護フィルムをすべて剥がしたトレイルカメラの外観です。本品の上部にはソーラーパネルが付いています。

裏側です。バンドを通す2つのスレーブと壁取り付け用アームに対応した雌ねじが下方中央に見えます。

私はトレイルカメラを三脚に付けて使用します。多くのトレイルカメラの底部にはデフォルトで三脚に設置する雌ねじが付いているのですが、残念ながら本機種にはありませんでした。

VOOPEAKさん、底部の三脚用の雌ねじは必須ですよ
バージョンアップするときは必ず付けてくださいね

VOOPEAK TC19の内部
このトレイルカメラは裏側から見て左側にプラスチック製の留め具が付いています。耐久性のことを考えて、この留め具は金属製の方がいいです。
ここをパチンパチンと2箇所外します。
そうしますと、中が見えるようになります。蓋はシリコンゴムでシールされており、水の侵入を防いでいます。IP66防水防塵である所以です。
このトレイルカメラは裏側のボタンでカメラの設定をします。説明書どおりにすればだいたい出来ると思います。
重要な注意点はバッテリーの蓋の上に英語で書かれてあります。翻訳しますと、
- 使用前にカメラ本体のリチウム電池の充電をする。
- 気温が低かったり、太陽光が弱いときは、ソーラーパネルと単3電池の両方を使うことを推奨。
- バッテリーチェッカーが付属しており、電池の残量30%で交換を推奨。
- MicroSDカードは使用前に本体で初期化する。
- カメラのレンズ、赤外線照射口、センサー、背面パネルのカバーフィルムは、剥がしてから使用する。

普通のことが書かれてありますね

この注意点の蓋を開けると単3電池の電池ボックスとなっています。
つまり、このトレイルカメラは、カメラ本体のリチウム電池、ソーラーパネル、4本の単3電池の3種類の電源で動くことになります。

トレイルカメラの電源の部分は、年々進化していますね

トレイルカメラの底部に三脚用の雌ねじが無いので、家で眠っていたスマートフォンホルダーを使うことにしました。

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背面のネジを回して幅を広げ、トレイルカメラの背面の2箇所のスリーブを挟んで使おうと思っています。

本トレイルカメラの使用感は、今後このブログで記事にしていきます

今日は、「トレイルカメラVOOPEAK TC19の開封とレビュー」と題してのお話でした。
MicroSD、データ転送兼充電用のUSB-Cケーブル、壁取り付け用のアームと土台とそのネジ、木などに巻き付ける用のバンドが付属していました。単3電池以外はすべて揃っていますので、購入後すぐに使用できます。
マニュアルは紙媒体しかありません。文字が小さく、初心者には内容は分かりづらいかも知れません。
マニュアルのpdf化と文章の推敲が必要だと思いました。
トレイルカメラ底部に三脚用の雌ねじが無いのは問題だと思いました。次のバージョンでは絶対に付けた方が良いです。

ぜひ改善してくださいね
前使っていたトレイルカメラはIP66防水防塵でした。ところが、八丈島の大雨に晒されますと、中に水が入っていました。
トレイルカメラは、専用のハウジングを自作して使っている人もいるようです。そのあたりは、使用しながら自身でも確かめていこうと思います。

とにもかくにも、トレイルカメラを使って野鳥のデータを集めるのが楽しみです
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