八丈島を離れたのが2023年12月。今は2024年2月下旬に入ったところです。
私の仕事は全部プラスで終わりました。失敗は帰島、成功は今後の継続で離島確定だったのですが・・・。
今日は、「3ヶ月の本業の仕事を終えましたので、八丈島に帰ります」と題してのお話です。
プロの仕事は、口先ではなく、結果
私は研究者でした。研究者は、口先ではなく、結果で語ります。
はじめに、内外の過去にさかのぼり、私が取れる記録は時系列順ですべてチェックしました。そうしますと、周囲では面白いことが起きていました。数字で人の行動が説明できる現象がいくつか見つかりました。
口による説明と行動の辻褄があっていないことがけっこうありましたね
仕事をしていますといろいろな人と出会います。今回の仕事では口先だけで実がともなっていない人と接する機会が多かったように思えます。
でも、私の仕事はサービス業です。こういうこともあるのだと、けっこう学びました。そして、今回の機会で、「餅は餅屋」という言葉は一番嫌いな言葉になりました。
チームという考え方
私は単独の成功よりも集団による成果の方が好きです。なぜなら、人の力の結集は1人ではできないことを成し遂げることができるからです。
ですので、私は、1人の人間をいろいろな角度から観察・評価し、長所と短所を理解し、それぞれの長所を組み合わせてチームを作り、唯一無二の成果を生み出すのが得意です。研究で大きな仕事をしたものは、すべてこれを使っています。
研究室の外に出ても私は同じように仕事をしてきました。2回連続で子どもたちに大きな成果を提供した八丈サイエンスクラブの指導も、それらの例の一つです。
改善点を見つけ、修正をする
外部の人に対して愚痴をいくら言っても無駄です。プロはできるところから結果を積み重ねます。
私から見て、曖昧なところ、ブレが生じているところがいくつか目につきました。
改善とは、それができる人がやればいいだけの話。数字にはならなくても、積み重ねの第一歩を運ぶことができました。
評価の期間は1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月、1年、3年
私は研究者として、さまざまな研究室を渡り歩いてきました。研究室の中には、自分の専門分野だけでなく、専門外の分野もありました。
どこにいっても、移動すれば、結果が表に出るまでには時間がかかります。
1ヶ月なら意識付け、3ヶ月なら表にはでない小さな結果、6ヶ月なら小さな数字、1年ならば誰が見ても評価できる数字が現れます。そして、3年ならそれらを積み重ねた大きな数字になります。
そうやって私は研究者として大きな仕事をしてきました。
自画自賛ではありませんが、1ヶ月はチームの意識付け、3ヶ月目の現在は、ネット上の単なるアンケートのクリックではなく、関わってきた大人と子どもたちから気持ちの込もった生の評価が来るようになりました。
サービスにおける「人」とは何か?
私は、もちろん、人を単なる数字で評価しなければいけないときがあることを理解しています。でも、初期段階では、へらへらと「1人の人」を単なる数字の「1人」と思った時点で、人に対するサービスは終わりです。
いいかげんさが伝わり、相手の評価の立ち位置に二度と上がれなくなります
「人の1人」はただの数字の「1人」ではありません。「1人」は「唯一無二の1人」です。私の信念はお客様には伝わったようです。
仕事で都心に3ヶ月間滞在しました。3ヶ月の期限で結果もきっちりと出しました。必ず結果を出すということは、それを出し切るだけの過程を積み重ねているということです。
ただ、仕事というのは、想像していなかった外部からの影響というものもあります。それを見抜けなかった自分がバカというだけです。
今回は、そんな人たちには近づいてはいけないとうことも学びました
学びましたので、二度と相手にしません
仕事は成功しました。本当は都心への引っ越しにつながるのですが、周囲の方々のいろいろな配慮があって、なぜか八丈島に帰れることになりました。私はラッキーですね。
そういうわけで、みなさま、近いうちに八丈島に帰ります。
お客様のみなさん、ガイド業を再開します
ヘゴの森でお会いましょう
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