「苦労は買ってでももせよ」ってどういう意味なのか?

その他

最近、本業が忙しくて外に出られていません。ヘゴの森のガイドが入ったときは強制的にフィールドに出られますので、息抜きになります。

そんなときも、私は横目で野鳥の動きを見ています

データ集めは大切ですからね

さて、今やっている本業の仕事は私の人生の中でも初めてです。ただ、これまで似たような経験はたくさんありますので、

たぶん、こういうことになるだろうなぁ・・・

となんとなく結果を予想をしていました。


今日は、「「苦労はかってでもせよ」ってどういう意味なのか?」と題してのお話です。


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本当は、「若い時の苦労は買ってでもせよ」だけれども・・・

「苦労は買ってでもせよ」というフレーズは、本当は「若い時の苦労は買ってでもせよ」が正しいです。私は、若いころ、言葉の意味を「若さを全面に出し、がむしゃらに、汗水垂らして働くこと」と思っていました。

う〜ん、昭和的考えです

ちなみに、私も昭和生まれです(笑)。

さて、未経験のことをやるとはどういうことでしょうか?始める前は、私はいつも不安でした。そもそも、その分野のプロではないですからね。

ただ、体(頭)を動かすと、目の前のものは何かが必ず変わります。たとえばバードウォッチングのときの野鳥の動き、たとえば研究室のPCRの結果、たとえば八丈サイエンスクラブの小学生の実験結果・・・。

行動をし、それに応じた新たな応答は、予想したことも起きますし、予想外のことも偶然見つかります。

「苦労は買ってでもせよ」の本当の意味は、「がむしゃらに、汗水垂らして働くこと」は当然起きますが、そもそも、人はみんな違うので、「自分が行動したことに対する自分だけの結果を得ること」だと思います。

自分の仕事の分野で「他人が知らない」ことを「どれだけ知っているか」が仕事の成否を決めるのですから。

正直、こんなにも重要で面白いことを、私は若者には渡したくありません(笑)。ですので、私は「若い時の苦労は買ってでもせよ」の「若い時の」を意識的に取り除くのです。


本物の若者が、「苦労は買ってでもせよ」をやったらどうなるのか

一方、若者が文字通り、「若い時の」を実践したらどうなるでしょうか?初めは僅差でしょう。

でも、1ヶ月、3ヶ月、半年、1年、3年と続けば、「若い時の苦労は買ってでもせよ」を実践しない人との差は、埋められないくらいの大差になります。なぜなら、実践しているひとは、3年後には、その視点がもはやプロ級になっているのですから。

「若さは財産」といいますが、私よりも人生の時間があるということですので、それだけで大きな「力」です。

うらやましいですね


今日は、「「苦労は買ってでももせよ」ってどういう意味なのか?」と題してのお話でした。

八丈島にはたくさんの社長さんがいらっしゃいます。私よりもたくさんの挑戦をされてきた方々ですので、私よりももっと生きた言葉で「苦労は買ってでももせよ」を説明されると思います。

少しビジネス書を読まれている方でしたら、今日のお話は、「Plan(計画)、Do(実行)、Check(測定・評価)、Action(対策・改善)」のPDCAサイクルと思うかも知れません。

確かにそうですね

でも、重要なことは、その言葉を「行動」で帰結することです。私は負けず嫌いですので、今の仕事でも若者に挑戦します(笑)。

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