今日(2020年8月15日)の八丈島はとても暑かったです。
それでも32℃。海に囲まれていると、海洋性気候のために意外と気温は上がりません。
海も山も盛況だったと思います。
今日は、「アウトドアは準備をした上で楽しみましょう」と題してのお話です。
八丈島は1周約60 kmの小さな島です。海も山も楽しめる島です。
海には海の危険性があり、山には山の危険性があります。
私は地上の人です。ですので、話題はすべて海水面よりも上の地上での話になります。
八丈富士の登山道入口でのことです。時間は夕方。
私の装備は
- 帽子
- 長袖シャツ
- 長ズボン
- 軽登山靴
- カメラ1台
- レンズ3本
目的は、野草の撮影時に自分の体力でどこまで大丈夫なのかを見るためでした。入ってすぐ帰りました。時間にして滞在時間数10分でした。
すぐに帰った理由は
- もともとその計画だった。
- 体力がない。
- 入った時間が遅い。
「計画」はそのままなのですが、一番知りたかった、自分のダメさ加減がわかりました。
さて、このチェックをしている間に、気になる男女の1組とすれ違いました。
登山道入口のカウンターを2人分押して、登ってきました。
すれ違った時に装備をチェックしました。
男性
- 7分丈パンツ
- ローカットの運動靴
女性
- スカート
- ローカットの運動靴
水筒は持っていませんでした。服装も頂上付近では不適だと思いました。
おそらく、連続の階段で疲れて、八丈富士登山の大変さを実感し、時間も時間なので途中で引き返したと思います。
さて、ガイド仲間から、時々とんでもない服装で八丈富士に登ってくる人がいると聞いています。
私は、八丈富士登山は守備範囲外ですので、普段は近づきませんが、
すれ違った人のような格好をしているのだろうか?
と想像しました。
最後の注意書きは、カウンターの横にポスターが貼ってあります。
製作者さんの許可をいただいて、ポスターの拡大写真のリンクを貼らさせていただきます。
繰り返しになりますが、準備しなければならないのは、下記になります。
- 靴(私は軽登山靴以上を勧めています)
- 帽子
- 服装(私は長袖長ズボンを勧めています)
- レインウエア
- 水
- 行動食
言うまでもありませんが、行って帰ってくる体力は必須です。体力に余裕がないと、なんでもないところで怪我や、ひどい場合は事故にあいますから、気をつけてください。
ネットで掲載されているイメージ写真や情報には躍らせられないよう、お願いします。山は山ですので。
それさえ気を使っていれば大丈夫です。八丈富士を楽しく登山してくださいね。