日本でもだんだん浸透してきましたが、4月にイースター(復活祭)のイベントがありますね。2020年は、4月12日の日曜日です。
イースターといえば、卵とうさぎ。
アメリカ人の友達は小さい頃、イースターで隠した卵を見つけるイベントをよくしたそうです。見つけられなかったら、そのあとの卵の処理が大変だったとか・・・。うさぎは、イースターラビットですね。この時期は卵とうさぎグッズでいっぱいになります。
3月末から4月にかけて八丈島でも、うさぎの耳がたくさん出てきます。
今日は、「春に見られる、もふもふのうさぎの耳をもつ植物 ーシロダモー」と題してのお話です。
実際の写真をみてください。うす茶色のうさぎの耳がたくさんです。
花のように見えますが、拡大してみるとこれはシロダモの新芽なのです。さわってみるととても柔らかいです。そして、もふもふです。
この新芽、よく見ると細かな茶色い毛でおおわれていますね。弱い新芽を虫から守るためといわれています。
八丈島には、シロダモとよく似たヤブニッケイという木もあります。シロダモとヤブニッケイは、大雑把にみると山側と海側で棲み分けています。
見分け方は葉を見ることです。シロダモと比較して小ぶりな葉で、葉の中心と左右の葉の部分の中心に明確な葉脈があるのが、ヤブニッケイです。
葉の形で判別が難しい場合は、葉を割いて匂いを嗅いでください。ヤブニッケイは、
シナモンに似た清涼感のある香り
http://kanon1001.web.fc2.com/foto_sinrin/002kaori/kaori.htm
で、ニッキの匂いがします。シロダモは草の匂いだけです。
八丈島の林道では意外とすぐそばで、もふもふのシロダモを見ることができます。今年は見るのは難しいですが、一年後の春に来島した時にはぜひお楽しみください。
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