今日は、「2025年、東京都八丈島に住む私の周辺を振り返りました」と題してのお話です。
2025年1~3月
2025年は、今までの夢だった写真集の出版から始まりました。
本来、出版はお金がかかるものです。しかし、Amazon Kindleダイレクト・パブリッシングで手数料を支払いますと、文章の原稿と掲載する写真があれば誰でも容易に写真集を出版することができます。

いい時代になりましたね

八丈島の自然と野鳥の写真集を出版しました
2025年4~6月
モズの写真集を出版しました。
今年はトレイルカメラの重要性を再認識しました。2台の新しいトレイルカメラを購入し、稼働させ、データ収集を始めました。
2025年7~9月
トレイルカメラの撮影の結果を元に無人撮影を準備し、ホオジロの水浴びシーンの撮影を成功させました。
その後は左足首の骨折。骨折が見つかるまで時間がかかり、そのため治癒にも時間がかかりました。
長い期間、山での本業が出来なかったのでお財布事情が苦しくなり、不安な日々を過ごしました。
2025年10~12月
ギプスが撮れたと思ったら、忘れもしない2025年10月9日が来ました。台風22号が八丈島を直撃し、大災害に見舞われました。

人生で初めて被災地というものを知りました
幸運にも私は被災はほとんどありませんでした。それでも、断水、停電、携帯が止まり、いつ復旧するか分からない状態でじっとしているのは不安でした。
手元にあって助かったものもありました。
現在の八丈島は主要道路は今まで通りまで回復しました。しかし、山の中に入りますと、台風22号、台風23号の爪痕が見られます。

私の足首も回復し、現在では、今まで通り道の無い山を歩けるようになりました。そこで目にしたものは、山中でのたくさんの大木の倒木です。
本来の倒木は、寿命で枯木となり、風などでぽつぽつと順番に発生します。
しかし、今回は一斉に倒れました。


この大量の大木の倒木、今後、山中ではどうなるのでしょうか?
木は分解されにくいリグニンで構成されています。家が木材で作られているのはこの性質によるものです。
倒木は、起きた地形や場所、樹種、水の有無、シロアリの生息場所などの要素が絡み合って、自然に還る時間が決まり、更新が起きます。
私たち人間の目に見えるような変化は、どのタイミングで見られるようになるのか、仕事をしながら並行して横目で観察を続けていきたいと思っています。
2025年に八丈島にいる瞬間を貴重な経験にするのか、それとも無駄な経験にするのかは、今後の自身のフィールドの観察と記録にかかっていると思っています。


今日は、「2025年、東京都八丈島に住む私の周辺を振り帰りました」と題してのお話でした。
2025年は、写真集の出版、トレイルカメラのデータ収集としての活用、無人撮影などを進めました。10~12月は台風22号、台風23号の被災につきます。
そして、たくさんの大木の倒木が起きたことから、フィールドの復活の開始点に立つこととなりました。

この体験が貴重なものになるよう、過ごしていければと思います
私の2025年を振り返りますと、怒涛の1年でした。

みなさま、良いお年をお迎えください
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