現在、本業で八丈島から都心に来ています。一週間の滞在です。
私が子供のころは比較的都会の場所に住んでいました。
実は都会っ子だったんです
研究者時代は生活の大半を大学の研究室の中で過ごしていました。私が所属していた大学のほとんどは都市から少し離れたところにありました。
都会寄りの田舎ですね
気分転換のときは里山に入って野鳥ばかり見ていました
現在は八丈島がメインで生活をしています。右を見回しても、左を見回しても、緑、緑、緑・・・の生活です。
お客様からは
うらやましいですね
というお言葉はよくいただきます。都心に住んでいる方々からは笑われてしまいそうですが、そのお客様のお言葉を、今、実感しています。
今日は、「都心の生活と八丈島の生活の違い」と題してのお話です。
コンビニやファーストフード
ちょっと小腹がすいたなぁ・・・
暑いから飲み物が欲しいな・・・
と思ったとき、都心にはコンビニがありますね。本当に少し歩けば、セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートがどこにでもあります。
ファーストフードならマクドナルド、吉野家、松屋など、選ぶのに困るくらいです。
もちろん、ファミリーレストランもありますし、もっとお金を出せば本格的なお店もあります。
八丈島に住んで7年が経ちましたが、すっかりと頭からこれらの存在が抜けていました。そう、八丈島にはコンビニ、ファーストフード、ファミリーレストランなどのチェーン店はありません。
移動手段
研究者時代は、家と大学の往復で、移動時間はたった5-10分しかかからない生活をしていました。電車は使いません。
学会に参加するときは、駅のみどりの窓口で切符を買いました
都心ではそうではありませんね。みなさん、電車に乗るときは、携帯にSuicaアプリをインストールして、改札口でぽんぽんと携帯をタッチして通過です。
みなさん、出来るビジネスマンみたいに颯爽と通過します
ですので、都心で私が最初に覚えたのはSuicaです。都心ではSuicaはバスも使えます。
不動産屋さんの張り紙を見ますと、家賃だけでなく駐車場も掲載されています。いずれも八丈島と比べてけっこうな値段がします。
最近、若い世代は車を持たない方が増えたそうです。確かに、これだけ交通網が発達すれば、車は、金食い虫ですので、持ちたくなくなりますね。
また、駅と駅の間を強制的に歩かされて、運動で無理やり健康になったりもします(笑)
八丈島は車移動が基本です。私は、ガイドをするときも、フィールドのデータを採るときも、車で移動して直近で降ります。とても快適です。一方、八丈島では、歩く距離はとても短くなります。
都心に来て、歩く距離が3倍になってびっくりしました
都心は働くところ、八丈島は心を癒やすところ
東京都は現在1400万人住んでいます。その中で、八丈島はたった0.7万人です。
八丈島の人口は、東京都全体で考えますと、誤差みたいなものですね(笑)。
日本の人口は1.2億人です。東京都は1400万人住んでいますので、11%がこの地域に集まっています。
人が集まればビジネスは生まれますし、収益も上がります。東京都の総生産は日本の20%を占めています。
河川や道路を整備し、交通機関や情報網が発達し、便利な土地なわけです
たった数日都心に住んでいますが、働く場所としては本当に快適です
ただ、人はロボットではありません。働く環境も人間関係も気をつけて入るのですが、人が集まれば集まるほど歪みも出てしまいます。
これは仕方がありません
八丈島へいらっしゃるお客様とお話しますと、
この緑の世界に癒やされる!
とおっしゃられます。都心では、お金を稼げますけれども、見えないダメージは蓄積しているそうです。
お客様は、大変だった毎日の頑張りを八丈島で取り戻してくださいね
今日は、私から見た「都心の生活と八丈島の生活の違い」についてのお話でした。都心と八丈島の違いを理解して、八丈島で、ぞんぶんに楽しんでいただければ幸いです。
私は、今週は都心で働いて任務を果たしたいと思います
ブログの更新はしばらく不定期になります。
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