2021年3月21日の八丈島は強風と予報され、昨日のうちANAは、早々に2便とも欠航が決まりました。
今日の風速は7.3-8.3 m/sの南風。風よりも視界不良で難しかったかも知れません。
八丈小島はこんな感じでした。
標高300 m以上は見えませんでした。300 mというと想像が難しいですが、陸上のトラックが1周400 mですから、その3/4の長さです。
巨大な飛行機の安全を考えると、欠航は仕方がないですね
まもなく、緊急事態宣言が解除になります。お客様の中には、八丈島のポットホールへ行きたい方もいらっしゃるかも知れませんね。
今日は、「ポットホールへ続く、登龍峠、こん沢林道の注意点」と題してのお話です。
登龍峠は三根側も末吉側もヘアピンカーブが多いです
地図で見れば大したことないですよね
これは、以前、お客様から実際に聞いたセリフです。そのとき、私は、
レンタカー屋さんから、行っていいといわれましたか?
とすかさず返しました。というのも、初めて通る、ましてや、ペーパードライバーでしたら、なおさら止めなければなりません(レンタカー屋さん、余計なことでしたらすみません。)。
それに、携帯の電波も繋がりにくい場所です。何かありましたら、連絡もできないのです。
なかなか経験していない人に諭すのは難しいことですが、八丈島で知らない道を車で運転するのは、細心の注意が必要です。
おそらく、ヘアピンカーブの多さにとても驚かれることと思います。
道路災害防除工事がまもなく終わりです
このブログでも何回か取り上げていましたが、長きに渡っての登龍道路の道路災害防除工事がまもなく終わります。
この工事は複数箇所で行われていました。雨の日も、風の日も、そして、雪が降る日も工事が行われていました。
お仕事とはいえ、とても大変な作業でした
今は、こんな感じです
とてもきれいになりましたね
こん沢林道は「林道」です
林道の注意点はこちらをご覧になってください。
お客様は、ポットホールを目指していますね。でも、忘れがちですが、登龍道路から入るこん沢林道は「林道」です。
林道は作業道です。普通の道路ではありません。
本来、林道は舗装もされていないのですが、こん沢林道は珍しく舗装されているだけです。ガードレールが無い箇所は普通にあります。
iPhone 8
最近の工事のあとで明らかになりましたが、こん沢林道を入ってすぐの道の左側は絶壁になっています。
この場所を反対側から見ると赤丸の場所です。
iPhone 8
林道を通る人はいつも利用する人たちですね。ですので、この危険性は頭にいつも入っています。
お客様の場合は別です。
死ぬかと思った
と、こん沢林道のお話をされる方もいらっしゃいました。オーバーに聞こえるかも知れませんが、通常の道だけしか運転していない人であれば、このようなセリフを発するのは仕方がないことです。
霧の日のこん沢林道の様子
初めに書きましたように、今日の八丈島では、標高300 m以上はガスっていた、あるいは霧でした。視界はとても悪かったです。
私は、データ取りのために、少しこん沢林道を経由してポットホールへ行きました。
道中はずっと霧でした
上述のとおり、ガードレールはありません。
昨晩から、ときおり強風が吹きました。その結果、枝が道路にたくさん落ちていました。
iPhone 8
写真には撮りませんでしたが、けっこう大きいものもありました。
普通に運転しますと当たってしまいます。こん沢林道を運転するときは、枝を避けたり、どけたりしながら進むときもあります。
現在のポットホールの様子
散策路の階段が新しくなっていました。
材料を運ぶのは大変です
作業された方々に感謝です
ありがとうございました
せっかくの霧の世界ですので、霧の中のポットホールを撮影しました。
ポットホールはとてもきれいなのですが、ここまで来るのは少々ハードルが高いですね。
厳しい言い方で申し訳ございませんが、運転に慣れていない人では無理だと思います
私はポットホールのガイドをしていませんが、八丈島では自然ガイドサービスをされている方々がいらっしゃいます。下記にリンクを張っておきますね。
不安な方は一緒に行くだけで全然違います。事故防止、また、ポットホール周辺の自然の解説付きですので、そう考えますと、おすすめだと思います。
ぜひとも、楽しく、安全に、八丈島旅行をしてくださいね
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