八丈島では、数日前にシロアリが飛びました。
天気予報と週間天気予報では今日と明日が少し雨が降るようで、そこからはずっと晴れが続きそうです。

果たして、シロアリの梅雨明け予報は当たるのでしょうか・・・?
さて、現在、人工の水浴び場の効果をトレイルカメラで継続的に検証しています。1日1~2回はキジバトが訪れているようです。
頭の中では撮影計画は立てているのですが、予想と実践は違います。

新しい機材を購入するか、手持ちの機材で撮影するか、楽しい悩みが続いています
研究でもそうですが、「お金をかける=良い成果が出る」わけではありません。一番重要なのは自分の手で行うことです。
自身の経験ですが、人に頼んだり、人や書物などのセカンドハンドの情報を得ているようでは、未知を切り開くことは到底出来ません。

八丈サイエンスクラブで子どもたちに科学教育をしていたときは、人として成長する重要な時期の子どもたち対して、特に上記のことに注意して接していましたね
とりあえず、今は1番目の水浴び場の情報はトレイルカメラで自動収集してもらって、余った時間を自身の生の情報の吸収に当てました。

今日は、「2025年6月13日、東京都八丈島の三原林道と大池を見に行ってきました」と題してのお話です。
三原林道の様子
このブログでは何度か三原林道の記事を書いています。検索で「三原林道」と入力しますと、かなりの数の記事が見つかると思います。

参考にしてくださいね
初めに、今更いうことではありませんが、三原林道をレンタカーで走るのは大変危険です。どれくらい危ないかを紹介したいと思います。
2025年、八丈島には台風はまだ来ていません。ところが、鴨川林道は林道で崩落が起き、通行止めになったり、他の林道や登山道でも倒木が起きています。
ときおり大雨が降ったり強風が吹いていますので、その影響もあるのかも知れませんが、今年はこれまでの蓄積で崩落や倒木が起きているようにも思えます。
三原林道は文字通り三原山を通過する林道です。
林道は作業道です。道の状態が悪いのは当然ですし、そのうえガードレールもありません。
また、本土の林道と異なり、道の両脇に側溝があり、脱輪する恐れもあります。携帯の電波も届きません。

ですので、運転の初心者は行かない方がいいです
今回通ったときは倒木がありました。どなたかが親切に枝打ちをされていましたが、それでも道幅の半分くらいまで枝がかかっていました。

八丈島の森は明確な秋の紅葉はありません。それよりも、春に古い葉を落とし、新しい葉へ入れ替えをすることがよくあります。
その影響で三原林道でも道一面に枯れ葉が覆うことがあります。こういうところは徐行をしませんと、滑って谷に落ちることになります。

自然というものは不変ではありません。そう思っているのは、普段、人が耐久性の高い建物の中で生活し、知らず知らずのうちに安定が刷り込まれているからです。
今回、新たな変化が認められました。色々な箇所で落石の形跡が認められました。
直接タイヤで踏めばパンク、この大きさのものが車に直撃したら終わり、最悪土砂崩れの兆候かも知れません。兆候だった危険なのでこれらの場所は素早く通り過ぎました。


当日、八丈島は南よりの風が吹いていました。海からの湿度の高い空気が三原山の頂上で水滴に変わります。
ですので、三原林道を更に登りますと、標高の高いところで霧が発生し始めます。
スマホで撮影しましたので、明るく写っていますが、実物は夜のように暗い光の中の霧でした。視界はほとんどゼロでしたので、道の形状を知らない初見でしたら谷に落ちます。

どうしても三原林道へ行きたい場合は、八丈島のガイドさんと一緒に行くことをおすすめします。
大池の様子
三原林道沿いの駐車スペースに車を止め、そこから大池へ進みます。スマホで撮影していますので明るいですが、実際は真っ暗でした。

散策路の中は霧に覆われた暗い森でした。ここでは、アカコッコ、シチトウメジロ、イイジマムシクイ、オーストヤマガラ、タネコマドリ、モスケミソサザイの声が聴こえました。

霧の中ですので湿度100% R. H. です。キノコには最適な環境です。
カワラタケの仲間がたくさん生えている枯木を見つけました。本来、カワラタケの仲間は硬いのですが、まだ生長途中なのか、触ってみますと傘は柔らかかったです。

手前の小池は、今日は干上がっていました。一方、奥の大池は水が残っており、霧に包まれてひっそりとしていました。

今日は、「2025年6月13日、東京都八丈島の三原林道と大池を見に行ってきました」と題してのお話ですした。
三原林道は、倒木、路上に落石の跡がありました。また、標高の高いところは霧が発生して視界がゼロでした。
三原林道はガードレールもありませんので、道の形状を知らない初心者は行かない方が良いと思います。どうしても行きたい場合は八丈島のガイドさんと一緒に行くことをおすすめします。
森内はとても暗く、カワラタケの仲間のキノコが発生していました。手前の小池は干上がり、奥の大池は霧に包まれてひっそりとしていました。
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