私は普段は東京都の八丈島に住んでいます。八丈島での仕事は副業、都心での仕事(リモートを含む)は本業です。
今回は、本業の仕事で都心に数日滞在していました。空いている時間は都心の景色を眺め、
同じ東京でも八丈島と都心は違うなぁ・・・
と考えていました。
今日は、「私から見た都心と八丈島の違い」と題してのお話です。
都心の移動手段は公共交通機関
八丈島には町営バスがあります。ただ、このバスで八丈島のすべてを回れるかといえば「否」ですね。
行くためには長い距離を歩かなければなりません。ですので、八丈島では車での移動が主です。
Door to doorです
ところが、都心は電車・地下鉄・バスの交通網が網目状に広がっています。歩きも許容範囲ですね。ただ、島に住んでいる私からしますと、歩く距離がとても長いです。
脚は第二の心臓とよばれています。八丈島に来てから、私の第二の心臓は弱っていますね(悲)。
都心から見た八丈島の自然
都心の方々から八丈島から連想される言葉は、「大自然」、「原生林」、「アドベンチャー」でしょうか?
八丈島をPRするために、都心から映像作家さんや写真家さんがよくいらっしゃっています。彼らのインタビューではだいたいこれらのキーワードが入っていますね。
でも、多くの場合、彼らが撮影したものを見ますと、人工林が多く写っています。私の視点から見ますと、八丈島の「大自然」でも、「原生林」でも、「アドベンチャー」でもありません。
では、なぜ「八丈島の実際の自然」と別のものが写ってしまうのでしょうか・・・?
都心の方は、「都心の情報」から八丈島を見ている
今回、私は都心に行きました。都市の公園として新宿御苑も行きました。きれいに管理・整頓されて、景色はまるでニューヨークの公園のようでした。
東京都は日本の人口の10%が住んでいます。「都心で生まれ、都心で育ち、都心で一生を終える」。こういう人はけっこういるかもしれませんね。
都心に住んでいる人は、新宿御苑のような都市公園がまでで植物と触れ合う限界の範囲です。1日に、2日、・・・、1ヶ月、2ヶ月、・・・、1年、2年、・・・と長期間触れあえば、住んでいる人の基準となり、都市公園が「自然」となります。
文字で「自然」と見れば、映像や写真では優先的に「都市公園で見た自然」を選んでしまうのかも知れません。
同じ人間でも、住む場所で見ているところが変わりますね
今日は、「私から見た都心と八丈島の違い」と題してのお話でした。
都心にしばらく滞在して、移動手段や自然に対する視点の違いについてのお話でした。
私は、健康のためにも、車を使わずにもう少し歩いた方がいいですね。また、都心視点の映像や写真については、地元視点に即した自然の方がPRにはいいように私は思います。
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