八丈島の今日の午前中は大雨でした。また、数字上は風速は弱めでしたが、突風が繰り返し吹いたため、ANAの1便は欠航しました。
午前中は2つ目の書き物の見直しと加筆をし、執筆の進捗では80%まで進みました。
6月末から頑張ってきましたが、ようやくここまでたどり着きました
さて、午後は用事がありました。
今日は、「2024年9月27日、八丈島エコツアーガイド協会の勉強会に参加してきました」と題してのお話です。
フィールドワークの模擬授業
私は、人生のほとんどを科学の世界で新規の発見に費やしてきました。ですので、本由来であったり、誰かの発言の又聞きの説明がありますと退屈に感じます。
これは、子どもたちの科学教室の授業でも同じでした。本やネットからの知識は大切ですが重視は一切せず、新規の事象の発見に力を注いでいました。
又聞きは、私にとっては当たり前という感想です。たくさんの発見を積んできた心を震わせるものではありません。
ただ、世の中には例外というものが必ずあります。私に、どこか見落としがあるかも知れません。
私が人の話を聴くときは、自身の見落としを探すのが目的です
今日は、八丈島エコツアーガイド協会の勉強会がありました。フィールドワークの模擬授業がありました。
この授業方法はすでに既知です。特筆すべきものではありませんので、魅力はありません。
重要なことは、会話の中に知らないことがあること。
何と出会えるのかなぁ・・・?
素通りしていた植物たち
私は野鳥は得意ですが、植物は苦手です。フィールドでも特定の場所は何とかなりますが、少しでもズレてしまうとわからない植物がたくさん出てきます。
見ているようで見ていないという証拠ですよね
八丈島には蔓性の植物がたくさんあります。私は山側にある植物が強いのですが、麓の植物は弱いです。
これな~んだ?
図鑑では知っていたのですが、この仲間の植物は2種類あります。
どっちがどっちだっけ・・・?
ガイドさんが解説をしてくれました。
葉っぱをひっくり返して白っぽいのがシチトウエビズル、そして、七色の実をつけるのがテリハノブドウ
今日は雨が降っているので色が分かりにくいですが、2つ並べて解説されますと明解ですね。
見上げますと、黒っぽい葉の気がありました。
これ、ホルトノキです
私が知っているホルトノキは、もっと明る目のところにありますので、分かりやすいのですが、今日は雨で空が暗目。
気が付かなかったですが、確かにホルトノキでした
自身の持っている引き出しは十分と思っていましたが、環境が変わりますと、印象は違います。勉強会に参加して、大きな気付きがありました。
今日は、「2024年9月27日、八丈島エコツアーガイド協会の勉強会に参加してきました」と題してのお話でした。
私は既知のお話をされても心は動きません。でも、自分が気が付かなかったことに対しては大きな学びと喜びを感じます。
今日は、雨の中、八丈島エコツアーガイド協会の勉強会をしました。雨というのがけっこう重要で、思いがけない角度でシチトウエビズル、テリハノブドウ、ホルトノキの状態を発見し、楽しむことができました。
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