これまで手術当日までの様子を紹介しました。

けっこう血の話など、グロかったですね
しかし、このグロい状態、しばらく続きます。
最初は血を見て

うぇ・・・
となってた私、その後、どうなるのでしょうか・・・?
今日は、「慢性副鼻腔炎を改善するために手術を受けてきました(4)」と題してのお話です。
今回は、術後1日目と2日目の様子を紹介します。主治医が言っていたように、手術後は鼻で呼吸はできません。
ですので、手術後意識が回復してから、ず~~~~~~~~っと口呼吸です。
想像してみてください。けっこう大変です。
術後1日目
術後の夜は寝ないで過ごす
記録を振り返ってみますと、私は手術直後から私はほとんど寝ていませんでした。
私にとっては寝ないのは正常(交通事故の後遺症のため)ですので、眠れないのは気になりません。せっかくですので、時計を見ながら私の症状を記録しました。
| 時間 | 起きたこと |
| 0:42 | 血は止まらない |
| 2:19 | 血は止まらない |
| 3:54 | 鼻血は収まりつつあるが、喉だれの血は止まらない |
この時の血の色は全てどす黒いものでした。つまり、出血から時間が経ったものです。
おそらく、術後の副鼻腔に貯まっていた血が排出されているだけで、全く問題ありません。
| 時間 | 起きたこと |
| 6:26 | 採血(血算: 赤血球、白血球、ヘモグロビン、血小板、血糖) 喉だれの血は止まらない |
| 8:08 | 喉だれの血は止まらない |
と、振り返ってみますと、私はけっこう神経質でしたね。まあ、この血の排出はこれからもずっと続きます。
加えて、涙が出っ放しでした。手術で、視神経付近、涙腺付近のポリープも切除しました。おそらくその影響です。

若い先生の説明の仕方がちょっと冷たかったです(苦笑)
朝、若い先生(学生またはインターン?)が検診に来て、

あぁ、これは正常の経過だから大丈夫
と事務的に言って去りました(苦笑)。
「百聞は一見にしかず」です。ここは大学病院なので、若い先生の経験を積むのは大切です。
でも、

言い方が冷たいなぁ・・・
と思いました。まあ、他に言いようもありませんけれども(笑)。

私も研究者時代でも似たようなことをやっていたなぁ・・・
と昔を思い出しました。

手術当日の宿題を解消
前回のブログでも書いたように、手術の当日は麻酔酔いで何もできませんでした。しかし、朝になり、麻酔酔いは解消されました。
そこで、手術当日の宿題を順に解消していきました。
- 水を飲む
- ベッドから立つ
- 尿道カテーテルを抜く
- トイレに行く
- 最初の尿を紙コップにとり血が混ざっていないか確認する
全部クリアしました。

術後の食事
頭の中をくり抜かれていたのと、抗生剤または痛み止めの影響か、妙に体がだるく、食欲が湧きませんでした。

というか、せっかくのご飯でしたが、気持ち悪くて仕方がありませんでした
朝食はスキップしました。代わりに抗生剤(?)とソルテム3Aの点滴が行われました。

まだ体だるいし、吐き気もあるから、昼も抜きで良いかなぁ・・・
と思っていましたら、また別の若い先生がいらっしゃいました。

食べないと退院プログラムが進みません
とやや強い口調で説明されました。
もう、気持ちが悪いので食べられないとは甘えたことは言えなくなりました。頑張るしかありません。
昼食の時間になりました。
食事を見ただけで、とても気持ち悪かったのですが、無理やり食べました。
美味しくなかったし、食べ物を口に入れた段階では終始吐きそうでした。
ただ、私の消化管は、口さえ通ればその後は何とかなります。こればかりは、頑丈な胃腸を与えてくれた親に感謝しました。
吐き気がある中、無理やり食べ物を体の中に押し込みました。術後のプログラムが再開しました。
その後、食事は退院するまで全て食べました。

患者衣を着替える
手術直後は風呂はおろかシャワーも厳禁です。看護師さんが熱タオルを持ってきてくれました。
体を拭き、役目を終えたT字帯からパンツに替え、患者衣を手術用の浴衣から甚平に替えました。
面白いもので、手術の時に着ていた浴衣を甚平に着替えるだけで、術後の過程が1つステップをクリアしたように感じられました。

夜になり発熱
術後、点滴が続いています。主に抗生剤です。
痛み止めが混ざっていたのかは定かではありませんが、私が観察していた限り、適用はありませんでした。
一方、錠剤の痛み止めはもらいました。
私の術後の症状は、体の怠さがあるだけで、痛みは一切ありませんでしたので、痛み止めは1度も飲みませんでした。
鼻血と血の喉だれは続いています。それらを含み術後の回復は予定通りでした。
ところが、夜になりますと、急に熱が出てきました。
TFCC損傷の手術の時には経験しなかった、初めての状態です。
看護師さんは

あっ、アイスノン持ってきますね~
軽い感じで対応してくれました(笑)。

この状態はアイスノンで対応なんだ・・・
冷えたアイスノンに頭と首を乗せると、確かに気持ちよかったです。
この発熱は何に起因するのか私にはよく分かりませんでした。調べてみますと、「手術侵襲による体の炎症反応」らしいです。
これも術後の普通の反応ですね。看護師さんが軽い感じで対応したのは、よくあるケースだったからでしょう。

術後2日目
飲料水について
書き忘れていましたが、院内の飲料水は全て自動販売機で購入でした。
八丈島の飲水は、湧き水を簡易浄水処理して作られます。ですので、水道水がそのまま美味しいです。
ところが、日本医科大学付属病院は都心にあります。
近年は、都心に住む人は水は水道水ではなく、ペットボトルを飲みますよね。
それを踏襲しています。
ただ、美味しい水道水を普通に飲んでいる人からすると、もちろん、感染防止の意味は分かるのですが、水を飲む度に自動販売機へ行くのが理不尽に感じました。

再度、栄養士さんからアレルギーのインタビューを受けました
これまで事ある度に、アレルギー物質のインタビューを受けてきました。
今回の入院で、日本医科大学付属病院の医療従事者には1度も話していないことがありました。
実は、私はアナフィラキシーショックで何度も死にかかっています(私の治療にあたった3人の医師はその症状を直接見ています。)。
最近は、マイナンバーカードで過去の医療情報もアクセスできるようになっています。もしかしましたら、その情報を見つけたのかも知れませんね。
今回のインタビューでは食べ物についてでした。
私は生卵に対してはアレルギーがあります。でも、同じ卵でも完全に火が通ったものは全くアレルギーが出ません。

タンパク質が熱変性しているからです
ただ、入院食では、キーワードで「卵」のみとなっており、これを境に私の献立から卵が除かれてしまいました。

味気ない食事がさらに味気ない食事に・・・(悲)

退院後の日常生活に向けてのプログラムが進みました
抗生剤は継続
手術をしましたので、副鼻腔といえども1度体を割いています。空気中には菌が存在していますので、感染の可能性が高まります。
定期的な抗生剤の点滴が続きました。

シャワーを浴びることが許されました
術後2日目になりますと、シャワーの許可が降りました。

口呼吸のみの大変な生活が続いていますので、これは嬉しかったですね
私の右前腕部には末梢静脈カテーテルついています。看護師さんが、水がかからないようにビニールのようなカバー(かなりの優れ物でした。)で、末梢静脈カテーテルを丁寧に覆ってくださいました。
頭も洗うのも許可されました。シャワーは30分間の時間でしたが、とてもスッキリしました。

看護師さんは排便に気を使っていました
私たちの日常生活では、普通に飲食し、排便します。当たり前のことですが、これ、手術を受けるとおかしくなります。
私の場合は4日間便秘になりました。排泄するためには、食べなければならず、若い医師が強めに食べるように私に言っていたのは、これに繋がっていたのかも知れません。
退院に向けてのプログラムが滞ってしまう可能性が出てきました。看護師さんは、排便がないようなら、下剤の投与も必要とおっしゃっていました。
ただ、この時点で便秘も解消しました。また1つ退院までの目標がクリアしました。

夜に再び発熱
前日と同様、再び発熱しました。またアイスノンのお世話になりました。
血痰は続く
術後2日間経過しました。初期に比べて血の出る量は減ったものの、この時点で血痰まだ続いています。
血の色はどす黒い色で、鮮血ではありません。予定通りです。術後、副鼻腔に貯まった血液がゆっくりと排出されているような感じです。
血を見て、

うぇ・・・
となっていましたが、ずっと継続しますと人は血に慣れます。
ただ、口呼吸が継続しますので、苦しい状態が続きます。頑張るしかありません。
私は術後から痛みは一切ありませんでした。ただ、体が怠い感じが継続しています。
担当医の方がいらっしゃって、翌日は鼻の中の詰め物を取るとおっしゃっていました。

それを聞いて、少し気分が上がりましたね

今日は、「慢性副鼻腔炎を改善するために手術を受けてきました(4)」と題してのお話でした。
術後1日目と2日目の様子を紹介しました。
たった2日ですので、大きな変化は無いと思っていました。
ところが、私の記録を振り返りますと、退院に向けたプログラムが少し進んでいました。
それにともない少しずつ体が回復していくのが分かりました。
それでも術後の大変さはまだまだ続きます。
「慢性副鼻腔炎を改善するために手術を受けてきました(5)」に続く。

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