前回の記事はこちら。手術前々日、入院前日のお話です。
今回はその続き。手術前日談になります。
今日は、「慢性副鼻腔炎を改善するために手術を受けてきました(2)」と題してのお話です。
初めに、病院内での記録写真は一切ありません。
院内では、自身や他の患者のプライバシーを写してしまう可能性があります。ですので、院内は撮影禁止です。当然、SNSなどに発信もしてはいけません。
ここからの記事は、私のメモを基に書いています。
患者支援センター
前回のブログでも書いたように、入院前日に電話があり、私は4人部屋の病室になりました。入院手続きは患者支援センターで13:00から。
昼食までは普通にとることができました。
病室では様々な状態の患者さんがいらっしゃいます。患者支援センター到着の時点では、私は外部の人間です。菌やウイルスを持ち込む可能性があります。
順番が私の来ましたら、マイナンバーカードを読み取らせた後、最新の感染・伝染病のチェック、諸々の確認をしました。
言葉では「入院」という一言ですが、私を受け入れる病院側の慎重さが伺えた対応でした。
入院患者識別バンドはこの時につけられ、退院時の病室から出る時に切られます。

「入院セットレンタル」で必需品を受け取り、コンビニでハナクリーンSを購入する
「入院セットレンタル」にて
まず、レンタル品が適切に届くよう、病室・番号を伝えます。
手術では、浴衣、バスタオル、T字体を使います。浴衣とバスタオルは何となく分かると思います。
T字体とは紙パンツのようなものです。
手術は全身麻酔後、患者は無意識状態で進みます。その時、体は普通に機能しています。
尿道にカテーテルが差し込まれ、尿を排出させます。T字体は処置がしやすいために使われるようです。
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コンビニにて
私の慢性副鼻腔炎の手術の正式名称は「鼻中隔矯正術/両側下鼻甲介粘膜切除術」です。
簡単に言いますと、生まれつき鼻の中心にある鼻中隔曲がっているのを直し、副鼻腔にあるポリープを取り除く手術です。

ということは、怖い話になりますが、術後は鼻や副鼻腔から止血後の血が出続けることになります。
ハナクリーンSは、耳鼻咽頭科の医師が監修して作られた鼻うがいに使う器具です。単純な構造でありながら、鼻の内部の洗浄にとても効果があり、術後、退院後に大活躍します。
これを購入。ただ、Amazonでも安く購入できたので、知っていたら通販していましたね(笑)。
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初めて病室に入る
エレベーターに乗りました。私の病室はかなり高い階でした。
エレベーターを降りても、病室には直接入ることはできません。1度ブザーを鳴らし、ナースセンターの許可を得て、ドアが開く仕組みになっていました。
許可のない人や感染源になる人が入ることができないように管理されていました。
中に入りますと、フィルターを通した綺麗な空気で満たされていました。例えば、病院外でスギ花粉が猛威を奮っても、病室は完全隔離されているような状態でした。
正面にラウンジ。ここで電話をしたり、自動販売機でジュースを買ったり、見舞いに来た方々と談笑することができます。
看護師さんは、病室まで案内されました。
4人部屋の室内には、それぞれの患者用に棚、TVとそのイヤホン、簡易金庫、可動式ベッドが備わっていました。
私は厚いマットレスを使っていますので、ベッドは固く感じられました。まあ、このあたりは許容範囲です。

廊下を出ますと、隣接して広いトイレ、シャワー室、ランドリーもありました。なかなかの快適設備でした。
相部屋を気になさる方もいらっしゃいますが、病気を克服する同士です。私は近くに人がいるだけで勇気づけられました。

相部屋の感じ方は人それぞれですね
それぞれの使い方の簡単な説明を受けた後、患者衣の甚平を着て、呼び出しが来るまで待機。
翌日の手術を控え、看護師さんから色々な声がけや体温・血圧測定があります。ですので、基本は病室に居なければなりません。
かなりの頻度で看護師さんや医師の方がいらっしゃるので、不要に病室から出ないほうが良いです。

麻酔科医から麻酔に関するオリエンテーションを受ける
手術前に麻酔科医から最終のオリエンテーションを受けます。
担当の麻酔科医の方から、アレルギー、前回の手術での様子のインタビューを受けた後、パンフレットに沿って説明を受けます。
患者は術前麻酔の理解度を深め、麻酔科医は患者の麻酔に対するこれまでの経歴を確認します。

あの~、今回の手術の麻酔記録を、個人情報に配慮した後、研究・発表に使ってもよろしいでしょうか・・・?

あっ、大丈夫です
重要性も理解しています

何でもOKなので、全部使ってください(笑)

ありがとうございます(笑)
私は担当医・執刀医にも同様の許可を出しています。麻酔科医の方にも同意書にサインをしました。
日本医科大学付属病院は大学病院です。医師や看護師の研究・教育に私の体が何らかの貢献になるのであれば、喜んで協力します。

私も研究者でしたからね
学ぶ大切さや気持ちはよく分かります

夕食~就寝まで
シャワー室に入る
術後はしばらくシャワーは浴びられないそうです。ですので、看護師さんにシャワー室の予約を依頼し、入りました。
シャワー室は、様々な患者に対応するため、面積は広めにとってあり、転倒防止の椅子も用意されていました。
「入院セットレンタル」のリンスインシャンプーとボディーソープはここで活躍します。
夕食
夕食は18:00-19:00くらい。事前インタビューで、私は様々な物に対するアレルギーの塊だということが判明し、それに配慮した食事になっていました。
ご飯以外の全てのおかずは噛まなくても大丈夫なくらい柔らかかったです。おそらくオートクレーブ(加圧滅菌)後、レトルトパックし、食事として提供する時に湯煎で温めたような物でした。
院内で食中毒を起こさないような工夫だと思いました。味気のない食事でしたが、これは安全のために仕方のないことですね。

医師の問診
担当医(私の場合は執刀医も同じ)の方がいらっしゃり、再度、明日の手術、術後の説明をされました。

術後はずっと口呼吸になります
脅かすつもりはありませんが、けっこう苦しい思いをすると思います
術後、先生のお話は脅しではなく本当であることを体験します。

正直、大変でした
看護師さんも看護師さん視点で、その都度、追加説明もされました。おそらく患者の手術の理解度を増し、それによって手術に対する不安の軽減のプログラムではないかと思いました。

絶飲食
手術は翌日13:00-と言われました。それに備え、夜21:00-絶飲食となりました。
病室の就寝時間が21:00。喉がカラカラにならないよう、事前に少し水を飲みました。
夜の病室
私は、無謀運転の車による交通事故に巻き込まれて、1度死にかかっています。外見は正常ですが、気圧の微妙な変化を感知し、夜は短い時間に起きたり寝たりの繰り返しの体となりました。

もう、私の人生に熟睡はないですね
トイレは3、4回行ったでしょうか。
4人部屋はいびきとか気になる人がいます。私は

いびき=熟睡(健康に近づいている)
と考えていました。健康に向かっている先輩患者が目標に見え、力をいただいたような感じがしました。
病院の外では頻繁に救急車が出入りしていました。
救急車には消防士さんたちが乗っていますし、病院に着けば当直の看護師さん、医師の方が急患を迎い入れます。すべての方々は昼間も勤務があり、交代で夜勤をしています。
たった1日なら夜勤も大丈夫でしょう。しかし、交代制とはいえ、このような職務を全うするのはとても大変なことで、体力を維持するだけでなく、心身の管理がとても大切です。
夜の病院の音を聴いて、医療関係者の方々大変さを部分的に知り、私のような比較的軽い症状の人はなるべく、ご迷惑がかからないよう努めようと思いました。

その分、大変な症状の方に医療のリソースが割けますからね
入院の最初の一晩は、私にとっても学びの多い時間でした。

今日は、「慢性副鼻腔炎を改善するために手術を受けてきました(2)」と題してのお話でした。
手術前日の様子を紹介しました。個人的な気持ちはあまり書きませんでしたが、正直なところ、ステップが進むにつれて手術の怖さが少しずつ増したのも事実です。
その怖さが大きくならないようにするには、私は直前まで仕事を一生懸命やって疲れさせ、手術を意図的に考えられないように工夫しました。
また、夜は眠れなくても

こんなこともあるさ
と深く考えすぎないようにしていました。誰でも眠れない日はありますからね。
そうやって、院内も日常の気持ちに近づけますと、平常心で時間が過ぎると思います。
次回はいよいよ手術になります。
「慢性副鼻腔炎を改善するために手術を受けてきました(3)」に続く。
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