足首のMRIの検査まであと10日となりました。検査日は怪我をしてからちょうど1ヶ月です。
足首の状態は段々痛みが緩和してきましたが、捻じると痛みがともないます。無理せず過ごそうと思います。
そんなわけで、今月は外に出ず読書ばかりです。
私の人生は、研究に関する論文は仕事なので読みましたが、それ以外の書物を読むことはほとんどありませんでした。ですので、今月(2025年8月)のように乱読するのは人生初の経験です。

これも何かの足しになるか・・・
どこで自分にプラスに働くか分かりませんが、今は出来ることをするだけ。
今日は、「山崎元先生の「経済評論家の父から息子への手紙 お金と人生と幸せについて」を読みました」と題してのお話です。
山崎元先生について
投資に興味のある方、あるいは、実際にやっている方は、おそらく山崎元先生の名前は聞いたことがあるのではないでしょうか?長期分散低コストの投資法で有名な方です。
山崎元先生著の本は、一般向けの投資本として、水瀬ケンイチ先生との共著の朝日新聞出版の「(全面改訂 第3版)ほったらかし投資術」や大橋弘祐先生との共著の文響社の「超改訂版 難しいことはわかりませんが、お金の増やし方をおしえてください!」が有名です。
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投資?
怖い・・・

はい、私もそう思います
正直に言いますと、これらの本で書かれてあることは文字上では出来そうなのですが、実際にやるとなると出来る人は限定的と私は思っています。
暴落で証券口座で購入したファンドの評価額がいきなり半分になったり、個別株の場合は価値がゼロになったり・・・。投資は自己責任と言われる所以です。
私の場合は10年おきに購入する車代の準備のみに証券口座を使っています。それ以上の投資は怖くて無理ですね。
「経済評論家の父から息子への手紙 お金と人生と幸せについて」について
「経済評論家の父から息子への手紙 お金と人生と幸せについて」は Gakkenから出版されています。投資に関しては別書で書かれてあるので、本書は、山崎元先生の自己投資に関わる考え方を記しています。
そして対象読者は山崎元先生の御子息です。
変な本ですよね。実は本書を執筆している時点で山崎元先生は末期がんと診断されており、人生100年時代と言われている中、2024年1月1日に65歳の若さで亡くなりました。

そう、御子息に向けての遺書みたいな位置づけの本なのです
本書では、山崎元先生が考える自己投資として、特に知識、スキル、経験、人間関係、時間についてそれぞれ解説しています。
通常、このような本は、広い層の読者を想定し、修正することにより万人に受け入れやすくなっています。ところが、この本は賛同出来る部分と「ん!?それって違うのでは・・・?」と思う部分がモザイク状に出てきます。
何でこのような内容になるかと言いますと、御子息向けの本ですので、
- 多くの他者に広く受け入れられるような修正がされていない。
- 山崎元先生の考えていたことを隠さずになるべく全て書き残している。
というコンセプトで書かれていたようです。
一人の人間が考えること全てを他人に受け入れられることはあるでしょうか?通常、考えには相違があり、コミュニケーションをして修正していくでしょう。
本書では、自身の考えを生々しく書き出すことにより、経済評論家としての山崎元先生というよりも山崎元という人間の人生記録を残すという意味合いががあるのだと思いました。

こんな考え方もあるのか・・・
知らない学びは多々ありました。

今日は、「山崎元先生の「経済評論家の父から息子への手紙 お金と人生と幸せについて」を読みました」と題してのお話でした。
山崎元先生の良く知られている投資関連の著書の紹介(私は怖いのでやりません。投資は自己責任で。)、本書の山崎元先生の遺書としての意味合いについてお話しました。
本書は経済評論家としての山崎元先生というよりも山崎元という人間の人生記録でした。

興味があれば、ぜひ手に取ってくださいね
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