私は昆虫の免疫組織化学の研究もしていました。
解剖、組織を包埋、液体窒素で瞬間冷凍、切片を切り、プレパラートに固定、透明化した後、抗体と反応させ、共焦点レーザー顕微鏡で組織の画像を撮影しました。
私は過去に交通事故での複数箇所の骨折、右手首のTFCCの損傷、最近では左足首の骨折をしました。
病院では、X線、CT、MRI検査をします。その後、お医者さんと一緒にモニターの画像を見ながら説明を受けますね。

家で自分の中身をじっくりと見てみたいなぁ・・・
ふと思いました。
今日は、「Mac環境で病院でもらったCDの画像データを無料で見る方法」と題してのお話です。
Mac環境での無料のPDI Viewer、「Bee DICOM Viewer」
Windowsでは無料のPDI Viewer(画像データを見るソフト。)はけっこうあります。ダウンロードして、インストールすれば、データはWindowsパソコンで作っていますので、すぐに見られます。
私はWindowsパソコンも持っているのですが、メインはMac。Macは、Windowsと違い、閉鎖的なシステムです。

無料のPDI Viewerはないかなぁ・・・?
とネットで検索していましたら、ちゃんとありました。「Bee DICOM Viewer」といいます。
Mac App Storeで「Bee DICOM Viewer」と検索し、通常通りダウンロード、インストールすると使えるようになります。


病院から画像データをもらえる時があります
今回の骨折で、私が通院したのは八丈島の病院と都心の病院の2箇所。相互にCDでのデータの遣り取りがありました。
病院では、データ保存されましたらCDは不要になります。データは個人情報も含まれているため、通常は外に漏れないように廃棄されます。
私はそのCDを貰ってきました。

Bee DICOM Viewerで画像データを見ました
初めに、オリジナルの写真には色々な記載がされていました。ですので、情報部分はAdobe Photoshop 2025で消しています。
2025年7月29日怪我直後の足首の様子
怪我直後のX線写真です。綺麗で健康そうな骨です。

まるで対照区のようです(笑)

今は結果を知っているから分かるけれども、怪我直後のこの写真で骨折の診断は難しいよね・・・
3人のお医者さんは同じ説明をされました。
もちろん、素人がこの写真を見ても骨折の箇所は分かりません。

拡大写真です。
後出しジャンケンで骨折の箇所を知っていても、本当に僅かに骨折の跡(?)が分かる程度。

2025年8月26日の足首の様子
怪我をしてから4週間経過しています。通常サイズのX線写真でも骨の亀裂が見えます。

拡大写真です。一目瞭然ですね。
怪我をしてから時間が経たないと、骨折は見つからないのはこういう事でした。

そして、MRI。亀裂が骨の中を通過しているのがハッキリと写っています。

骨がつく前に歩いてしまいますと、骨が適切に修復せずに「偽関節」になるとお医者さんから説明を受けました。
怪我の視覚的情報とお医者さんの説明の両方を得ますと、ギプスの固定の意義を深く知ります。不便な生活でも、治るまでは我慢、我慢です。

今日は、「Mac環境で病院でもらったCDの画像データを無料で見る方法」と題してのお話でした。
研究者時代、免疫組織化学の研究では組織の画像データをで見てきました。
最近の骨折の自身の画像データのCDを貰う機会があり、家でじっくりと見たくなりました。
Mac環境では、無料の「Bee DICOM Viewer」で見ることが出来ます。
お医者さんの説明を思い出しながら自身の症状を見て、ギプスの意義を確認しました。
私のようなことをする人はあまりいないと思いますが、興味がありましたら「Bee DICOM Viewer」で自身の身体の中を見てください。

治療のモチベーションになりますよ
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