私が八丈島で初めて見つけた水浴び場は天然のものでした。そこにはアカコッコ、シチトウメジロ、イイジマムシクイ、タネコマドリ、ヒヨドリなどが現れました。
上記の野鳥は高確率で水浴び場に来ていたことから、野鳥の出現の再現性がとても高い場所として認識していました。
しかし、この場所はとても狭くトレイルカメラでの撮影が限界でした。

もっと撮影に適切な場所はないだろうか・・・?

それとも、自分で作る・・・?
それから、地図を眺め、仮説を立てて一つ一つ検証していきました。
その積み重ねの過程で、ヒヨドリが古バケツにダイブして水浴びしていたことに気が付きました。容器をバケツから植木鉢のフレグラープレートに替え、新鮮な水を毎日注ぎ、今の人工の水飲み場になりました。
今日は、「2025年6月中旬~7月上旬、人工の水飲み場に訪れたキジバトの出現、その他の常連の野鳥、新たに現れた野鳥について」と題してのお話です。
常連中の常連、キジバトの人工の水飲み場での出現について
上述の通り、この場所を初めから知っていたのはヒヨドリです。ところが、何らかの理由でヒヨドリはしばらくの間姿を見せず、代わりに八丈島ではお馴染みのキジバトが居着きました。

トレイルカメラの運用は
- 2025年6月12日~7月8日の天気の良い日に限定
- 水は毎日交換
- 撮影は10秒おきに自動更新
としました。写真として撮影されたものを出現羽数を1とし、24時間を1時間毎に分割し合計しました。
キジバトは、5~14時はランダムで5~10羽、15~17時は集中して25~31羽出現していました。理由は分かりませんが、夕方になりますと長い時間水飲み場にいました。

人工の水飲み場の常連となった野鳥たち
八丈島で見られる一般的な野鳥は人工の水飲み場に訪れていました。ただ、常連とは違います。
トレイルカメラが撮影した最近の写真を見ますと、
- キジバト
- ハシブトガラス
- ヒヨドリ
- ホオジロ
- シチトウメジロ
は常連となったようです。昨日紹介したシジュウカラは一時的に立ち寄っただけのようでした。




人工の水飲み場の新入りの野鳥
2025年7月9日、現在運用しているトレイルカメラが新入りの野鳥を撮影していました。

イソヒヨドリのメスです
人工の水飲み場周辺では、イソヒヨドリが繁殖していたようで、私もオスとメス、巣立ち雛を確認しています。
ただ、空を飛ぶ野鳥には様々な選択肢があり、水も探せばいくらでも手に入るはずです。様子見のようですので、今後の動きを観察しようと思っています。

今日は、「2025年6月中旬~7月上旬、人工の水飲み場に訪れたキジバトの出現、その他の常連の野鳥、新たに現れた野鳥について」と題してのお話でした。
常連のキジバトの2025年6月中旬から7月上旬の人工の水飲み場出現をまとめました。15時~17時に多く現れました。
今回グラフにしませんでしたが、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ホオジロ、シチトウメジロは常連になっていると思います。
そして、新入りのイソヒヨドリのメスも記録されました。
1日中切れ目なく野鳥が現れるようになりました。

これからが楽しみですね
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