私は八丈島の野生動物のデータを集めるためにトレイルカメラを使っています。
現在は、2機種を使っています。
FKPCAM HR13 Wi-Fi Solar Trail Cameraは、主力のトレイルカメラとして2台所有しています。
太陽光が当たる場所であれば、一度仕掛ければ壊れるまでデータを集め続けます。
ワイヤレスで撮影したデータをスマホへ取り込めます。とても便利ですので、お気に入りです。

正直、また買おうかと思うくらい、とても優秀なトレイルカメラです
一方、VOOPEAK TC19は、太陽光、リチウム電池、単3電池と3 wayの電源が用意されており、FKPCAM HR13 Wi-Fi Solar Trail Cameraと比べてより過酷な条件下で使用できます。
ただ、データは、SDカードを取り出すか、パソコンに繋ぎませんと回収できません。
問題点はあるものの、私はVOOPEAK TC19の利点を活かし、FKPCAM HR13 Wi-Fi Solar Trail Cameraを設置する前のテストとして使用する場合に使用しています。
両トレイルカメラは、それぞれIP67、IP66の防水・防塵IPコードを誇っておりますが、それぞれ自作のハウジングを作製して運用しています。
今回は、野外で設置したVOOPEAK TC19が撮影したデータのお話です。
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今日は、「2026年春、東京都八丈島に仕掛けたトレイルカメラから色々学んでいます」と題してのお話です。
基準の野鳥について注目する
八丈島で見られる主な留鳥は、羽数から順に、スズメ、ヒヨドリ、キジバトでしょう。
一朝一夕で写るわけではないので、ある程度は「待ち」は必要ですが、トレイルカメラを仕掛けて、彼らが写らないのであれば、仕掛けた場所は今後何も写らない可能性が高いです。
ですので、私は、八丈島でトレイルカメラを仕掛ける時は、スズメ、ヒヨドリ、キジバトを評価基準の野鳥として見ています。

季節、地形と野鳥の行動の関係
八丈島は山ばかりですが、人口が多いのは比較的平らな場所ですね。
野生動物にも似たようなことが言えます。居場所が偏っているのです。
また、八丈島は常春の島と呼ばれていますが、そんなはずもなく、当然、春夏秋冬があります。
私は9年八丈島に住んでいて気付かなかったのですが、動物はその季節の変化に対応して居場所を変えています。
八丈島にはシチトウメジロが留鳥として住んでいます。でも、見られるようでいて見られないし、ダメだと思ったら見られたりします。

不思議ですね
シチトウメジロ、長期で定点観測しますと、羽数が増減します。
そう、好む場所はあるはずなのですが、季節が変わりますと何かの力に従うように移動することが分かりました。

身近な野鳥が個体数の少ない野鳥を引っ張ることがある
タネコマドリは絶滅危惧II類 (VU)に分類されています。留鳥であっても、羽数が少ないため、上述の野鳥と比べて出会いが少ないのも当然です。
ただ、基準の野鳥がいるということは、レアな野鳥も連れてくることがあります。
同じ場所でタネコマドリが現れました。
初めは通過で偶然撮影されたと思ったのですが、一定期間滞在していました。
スズメ、ヒヨドリ、キジバトのグループとシチトウメジロを対照にしますと、どちらかと言いますと、タネコマドリはシチトウメジロに近い出現をしていました。

私たちが知らない夜に行動する動物たち
私たち人は、16時間働いて、8時間眠るサイクルが普通でしょうか?
そして、私たちが寝ている時間に八丈島の野生動物は行動していたりします。
可愛くて人気の野良ネコですが、夜になりますとなわばりを歩き回ります。そして、水を飲んでいるところをトレイルカメラが撮影しました。

ニホンイタチは、本来、八丈島にはいません。ネズミ駆除のために人為的に放獣されました。
ニホンイタチは、昼間も見られますが、トレイルカメラは夜もけっこうな回数撮影していました。
外来生物が八丈島固有種に影響を与えている説も出ています。確かに食べているのかも知れませんが、バランスが取れているようで、絶滅までは至っていないようです。
ニホンイタチが写る度に色々考えさせられます。

今日は、「2026年春、東京都八丈島に仕掛けたトレイルカメラから色々学んでいます」と題してのお話でした。
トレイルカメラを長期に運用した結果の一部を紹介しました。
基準の野鳥のヒヨドリ、留鳥のシチトウメジロ、レアな野鳥のタネコマドリ、外来生物である野良ネコ、ニホンイタチの行動を考えました。
私は、9年間八丈島に住んでいます。その割に、八丈島の地形も動物も全く知らないことに気が付きました。
「知る」ということは大変ですね。労力の割に得られるものはちょこっとです(笑)。

でも、学ぶ意欲は止められませんね
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