多くの方々の努力で、じょじょに観光や旅行の再開が始まりましたね。
そういえば、観光バスも走り始めました
一見、八丈島は台風16号通過後、元通りになったように見受けられます。でも、本当にそうでしょうか?
今日は、「台風16号が通過した東京都八丈島の2週間後」と題してのお話です。
初めに、今回使用する写真は2021年10月10-15日に撮影したものです。もしかしましたら、もう少し改善している場所もあるかも知れません。
大坂トンネル展望台の様子
大坂トンネル展望台は、八丈富士と八丈小島の両方を眺めることができる八丈島では人気のスポットです。2021年10月15日の今日は、こんなにも美しい眺めでした。
絶景ですね
ここで、回れ右して大坂橋から山側を見てください。何が見えるでしょうか?
3箇所、大きく法面が崩れていますね。台風16号が通過後、この場所は木々を含む土砂がまだらに流れていました。
台風16号は強風と大雨ももたらしました。
強風は、木の幹を痛め、時間が経過するにしたがって枯死を誘発します。ですので、台風16号通過直後は元気だった木が、時間が経つにつれて、横になり、最後は倒れます。
法面の土も多くの水を含みますので、地盤が安定するまでは崩れます。危険です。
そして、写真は、つい最近、管理されている業者さんが綺麗にしていただいたものです。
重機と人の両方での危険な作業でした
いつもありがとうございます
林道の様子
三原林道
三原林道の通行止めは解除と発表されました。
では、三原林道を初めから最後まで通れるかといいますと、三原林道に慣れている人が車高の高い4WDの車で行けば・・・のお話です。
実際はこうで、私の車では無理でした
もちろん、レンタカーでも無理です
では、この発表は悪いのか?といいますとそうではありません。
そもそも、林道は作業道です。観光のためやフィールドに行く人のためではなく、作業される方が通る道です。
ですので、正しい発表です。
こん沢林道
こちらは通行止めです。ですので、ポットホールは行けません。
左奥に茶色い部分が見えますね。双眼鏡で見ますと、土砂崩れの跡のようです。
修繕がどのレベルかは定かではありませんが、先にも書きましたが、地盤が安定するまでは危険で作業ができません。作業中、作業後の事故につながるからです。
通行止めというのは意味があります
私たちは、作業されている方々に事故が起きないように祈りつつ、じっと待ちましょう
最近は、登龍道路は、レンタカーでは行ってはいけないと言われることが多いです
私のブログでも何度か書きましたが、登龍道路で私はレンタカーに当てられそうになりました。
相手の方も当てたくて運転しているわけではありません。登龍道路が、島外からの人には難しすぎるのです。
実際、事故も起きています
旅は楽しくなくてはいけません
レンタカー屋さんの指示はきちっと守ってくださいね
ちなみに、登龍道路も土砂崩れの跡がありました。
八丈島は他にも楽しむところはあります。台風16号の影響がまだでそうですので、しばらくは、林道と登龍道路は行かないほうが良いですね。
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