いまさらながら、住野よる先生の「君の膵臓をたべたい」を読みました

その他

草稿を提出しましたので、執筆活動はひとまず終わりました。あとは校正の段階での修正になります。

ご協力いただいた先生方々、編集の方々には本当に感謝です

さて、最近は野鳥のデータを採り、写真を撮っている毎日です。私は瞬間瞬間が楽しいし、燃えていて、これ以上無いほど充実した人生なのですが、このブログの読者の方々は、

また野鳥?

となるかも知れませんね。

野鳥のデータを採っているとき、ずっと双眼鏡を覗いているわけではありません。フィールドを休ませる時間も必要です。

そんなとき、私は本を読んでいます


今日は、「いまさらながら、住野よる先生の「君の膵臓をたべたい」を読みました」と題してのお話です。


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君の膵臓をたべたい

「君の膵臓をたべたい」は若くして作家になった住野よる先生の最初の作品です。私もこのタイトルの名前は知っていました。

インパクトのすごいタイトルですからね

Amazonでは、原作本、漫画、アニメ、実写映画とすべて高評価。読んだ人はうんうんと頷いているでしょう。

私も読み終わって同じ感想です


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小学校高学年から大学生までが読者としての年齢層だと思います

やはり、この物語の1から10までのすべてを読んで楽しんでいただきたいので、ネタバレは無しで。ただ、まったく書きませんとこの小説の素晴らしさが伝わりませんので、少しだけお話します。

「君の膵臓をたべたい」はラノベに近い匂いがします。とても読みやすいです。

この小説の登場人物は、高校2年生の主人公【秘密を知っているクラスメイト】と山内桜良を中心に、親友のキョウコ、数人のクラスメイト、両者の家族です。

一般的な舞台ですが、この物語の特徴として山内桜良は膵臓に不治の病を抱えており、寿命が限られているところからスタートします。

17歳といいますと人間の心身の成長期です。内面に人格が形成中の【秘密を知っているクラスメイト】と周囲とのコミュニケーションによって人格が形成中の山内桜良との軽妙な会話、文字のやりとり、変化(成長)がこの物語のコアとなります。

私に当てはめてみますと、受験勉強漬けの高校時代にはこのような経験はありませんでしたが、大学に入って精神が大きく成長ました。小学生高学年から大学生までの方ですと、この小説は心に深く刺さると思います。


言葉を使った小説なのに、主人公【秘密を知っているクラスメイト】と山内桜良のお互いの言葉にしなかったメッセージを読んで欲しい

この物語では、色々な出来事から主人公【秘密を知っているクラスメイト】と山内桜良の成長が丁寧に描かれています。お互いの視覚から見えたことは写実的な描写で、口に出来なかったことについても、主人公【秘密を知っているクラスメイト】の独白、山内桜良は書いた文字として表現されています。

ただ、それであっても、小説なのに書いていない言葉のやりとりが見えました

住野よる先生のテクニックは随所に見られるのですが、ここは本当に上手いと思いました。

どの箇所か、何度も読んで、ぜひ探してくださいね

私は原作しか読んでいませんので、漫画、アニメ、実写映画で表現されているのかも知れませんが・・・。


今日は、「いまさらながら、住野よる先生の「君の膵臓をたべたい」を読みました」と題してのお話でした。

「君の膵臓をたべたい」はラノベのような読みやすさでした。対象も心身の成長期である小学校高学年から大学生までが読者年齢層だと思います。

文字は・・・

と若い方は敬遠されるかも知れませんが、ベストの読む時期もあると私は思います。

ぜひ読んで、住野よる先生の緻密な物語を楽しんでくださいね


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