はじめに、2024年9月2日(月)現在、東海道新幹線は平常通りの運転です。
楽しかった第27回国際昆虫学会議(ICE2024 Kyoto)が終わり、帰途につこうとしたところ・・・。
あっ・・・
東海道新幹線が運休している・・・
日本に接近した大型の台風10号の影響で各所に影響がでており、東海道新幹線もその一つでした。名古屋-東京間が運休していました。
安全のためだから、これは仕方がないか・・・
状況は違いますが、八丈島の空路や航路でも同じことがよく起きます。
1日様子を見たけれども、状況の変化は無し
さて、どうしようか・・・
今日は、「東海道新幹線が安全のため運休しましたので、サンダーバード+北陸新幹線で京都から東京へ戻りました」と題してのお話です。
学会期間中に何人の先生方々からサンダーバード+北陸新幹線のルートを聞いていた
学会が盛大にエンディングが迎えている中ですが、大学の先生方々は急いで戻らなければならない仕事があります。
ですので、学会に参加しながらも冷静にならなければなりません。
調べてみると、サンダーバード+北陸新幹線で帰れるよ
まあ、時間はかかるけれどもね
確かに。そのときの台風10号の動きは不規則で、ある意味賭けのようなものでした。
先生方々は翌日にそのお話通りのルートで無事に帰ることができました。
台風10号は更に弱まった日にサンダーバード+北陸新幹線のルートを試みました
当日の京都の天気は晴れ。ただ、台風10号の影響で日本中はところどころ雨が降っていました。
この時点で東海道新幹線は運休。何が起きるか分かりませんが、東京に帰る可能性は高い方法です。
はじめに、みどりの窓口へ行って、乗車券(特急券は京都駅で買うつもりだった)の払い戻しをお願いしました。
駅員の方の説明によると
JR東日本での発行なのでJR西日本の京都駅でできることは、台風による「払戻申出」手続きまでです
大変申し訳ございませんが、直接の払戻はJR東日本でおこなってください
とのことでした。
なるほど
そんなわけで、京都から東京までの特急券と乗車券を購入し、サンダーバード+北陸新幹線のルートで帰ることにしました。
京都駅から上野までの車窓の様子
八丈島には電車はありません。車で移動し、周囲の海の景色を楽しみます。
観光地なので毎日夢のような世界です。
ただ、京都から東京までの小旅行とはいえ、電車からの車窓も私にとっては貴重な体験です。せっかくですので、写真を撮りました。
まず、京都駅。富山での研究者時代によく使いましたが、サンダーバードの0番線は懐かしかったですね。
そして、わずか1時間で敦賀に到着。ここで北陸新幹線に乗り継ぎます。
私が研究者だった当時、北陸新幹線は金沢まででした。今は敦賀まで到達しています。
便利になりましたね
敦賀を越えますと、しばらくは水田の風景が広がります。
そして、住宅が増えてきますと、「いいね金沢」の金沢です。研究者時代は忙しくて来られませんでしたが、見どころのある観光地の一つです。
そして、再度、都会が現れます。ここが富山です。
昔の職場、お世話になった先生方々が住む土地です。
お金があったら途中下車して、ご挨拶したかったなぁ・・・
富山は、実は隠れた名所で、海の幸と陸の幸のいいとこ取りだったりします。私も現役研究者時代は美味しいお寿司を食べていましたね。
富山は回り寿司でさえ、絶品です。お腹が空きそうですね(笑)。
一瞬の停車で北陸新幹線は更に進みます。
車窓が山に変わります。そうしますと、次は長野です。長野にも研究者時代の友だちがいます。
私は本土にはほとんど来ないので、彼にもご挨拶したかったですね。
最後は北陸新幹線は滑るように都会に侵入します。ビルが多くなってきますと、人の世界になったような感じがします。
都会は働くところ、田舎は心を休めるところ。
みなさん、心を休めるために、日本の楽園の八丈島にもいらしてくださいね(笑)
そんなわけで、上野に到着。私はここで乗り換え。北陸新幹線には大変お世話になりました。
お疲れ様です。
今日は、「東海道新幹線が安全のため運休しましたので、サンダーバード+北陸新幹線で京都から東京へ戻りました」と題してのお話でした。
東海道新幹線の運休が原因で、サンダーバード+北陸新幹線を選びました。
結果として、車窓からいろいろな風景が見られました。それに関連することで色々な思いを馳せた楽しい小旅行でしたね。
少しお金が余計にかかってしまいましたが、学会ともども良い思い出になりました。