八丈島旅行に写真を撮りたいけれども、何をもっていけばいいのでしょう?
私が見る限り、スマホだけで済ましているお客様が多いですね
私は、野鳥、野生動物、風景、野草、昆虫など主に自然を撮影しています。気合を入れているときは、カメラはデジタル一眼レフです。
でも、八丈島の記録は、スマホのカメラもかなり使っています。
今日は、「東京都八丈島の旅のお供はスマホで十分な時代になってきました」と題してのお話です。
スマホのカメラはコンパクトで高解像度
昔の携帯のカメラは画像サイズが小さかったです。それは、センサーの問題もありましたし、記録媒体の限界もあったからでした。
年々発売される新しいスマホ。私は未だにiPhone 8を使っていますが、それでも撮れる写真は素晴らしいと思っています。
ANAの羽田―八丈島間の機上からの景色
この写真は、ANAの羽田―八丈島間の離陸直後に撮りました。奥に富士山が見えますね。
一眼レフやミラーレスカメラは大きく、隣に座っていらっしゃるお客様との兼ね合いもあり、機内での取り回しが少々難しいです。スマホは、ちょっとしたときに、すぐにポケットから取り出して撮影が可能ですので、その点はポイントが高いですね。
スマホのカメラは動きものの一発撮りに弱い?
確かに、昔のコンパクトデジタルカメラ、スマホのカメラは、動きものを撮るのが難しかったです。でも、最近のスマホはそうでもありません。
高速で離陸する旅客機と私がいつもお世話になっているプロの写真家の小池隆さんとの2ショットの写真です。
またまた〜、デジタル一眼レフで撮ったんでしょ?
いいえ、スマホですよ
その証拠に、写真左上に太陽光由来のハレーション、プロの写真家さんの体に緑色の筋(ゴースト)が入っています。
スマホは、コンパクトな設計上、口径の小さなレンズしかつけられません。そのため、逆光に少々弱いのです。
でも、この写真もけっこうイケていますよね
雨の日の風景写真もバッチリ
私は、頭のネジが少し飛んでいますので、雨の中でも構わずデジタル一眼レフで撮影しています。
でも、そんなことをすれば、高価なカメラは壊れてしまいます。みなさんには勧められません。
では、どうすればいいのですか?
ここでもスマホです
最近のスマホは防水です。八丈島の雨にも負けません。
これは、雨の日のポットホールを撮影したものです。奥までポットホールが続いている景色が見事にとらえていますよね。
今日で2020年は終わりです。カメラの世界では、Nikon D6やCanon EOS 1Dx Mark IIIなどのプロ用デジタル一眼レフが発売されました。
しかし、これらは最後となり、両メーカーとも、今後は本格的なミラーレスカメラの時代になり、先行のSonyに追随すると言われています。でも、一台20万円、高いと80万円もします。
私を含め、一般人にはカメラは手の届かないものとなりつつあります。でも、今の時代に生まれた私たちは、幸運にも、スマホという多機能な道具を手に入れています。
八丈島には一生に一度しか来られないお客様もたくさんいらっしゃいます。
スマホのカメラは侮れません。ぜひ、旅のお供として荷物に忍ばせ、八丈島の美しい景色を記録してくださいね。
最後になりましたが、2020年は大変お世話になりました
良いお年をお迎えください
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