昨晩から2021年12月25日、クリスマスの今朝にかけて雨でした。空は曇り空。

今日は大丈夫かなぁ・・・?
と心配を裏腹に灰色の雲はどんどんと薄くなっていきました。

今日のヘゴの森ツアーのお客様はラッキーですね
今日は、「2021年12月25日、東京都八丈島のヘゴの森のツアーの様子」と題してのお話です。
雨上がりのヘゴの森の様子
私は、春夏秋冬、晴れの日、曇りの日、霧の日、雨の日、そして、強風の日とヘゴの森でガイドをしています。昨日のように終始晴れの良い天気も、とても歩きやすかったですね。
冒頭で書きましたように、今朝は雨。しかし、ヘゴの森ツアーが始まる時は曇りのち晴れとそれなりに好条件でした。
それでも、雨が降るのか分かりません。お客様の服装・装備を見ますとバッチリでした。

といことで、今日は1. ヘゴの森の散策路全コースになりました
雨が降ったあと散策路を歩きますと、水を十分に吸ったコケが見られます。

そして、ヘゴの森のヘゴの葉の色がより緑色を増します。

下からヘゴの森を見上げるとこんな感じです。単に緑といっても、黄緑から深緑までこれだけの階調の緑色が見られます。これが見られるのは、雨のあとにヘゴの森を散策した人だけの特権ですね。

ヘゴの森を見下ろす高台です。ここからの眺めは最高ですね。

お客様からも歓声が漏れました

そして、いつものように両手を上に伸ばし、スマホを横にしてヘゴの森を撮影しました。


青空が見え始めていますね
雨上がりの散策路の様子
写真は20枚ほど撮影しましたが、抜粋して掲載します。
2021年10月1日は、台風16号が八丈島を直撃しました。その爪痕の一例です。
大木のスギの木が倒れました。
実は、中がスカスカです。結果を見ると明らかですが、寿命のスギの木が倒れたわけです。

その原因の一つはフウトウカズラです。フウトウカズラに絡まれると、ヘゴの森では、多くの樹木は寿命を迎えます。

ヘゴの森には、たくさんのシダ植物が見られます。ヌカボシクリハラン、ヒトツバ、マメヅタ、ハチジョウカグマ、カツモウイノデ、リョウメンシダ、ナチシダ、ジュウモンジシダ、ウラジロ、ヘゴ、ヒカゲヘゴ・・・。
シダ植物の種は、葉の表側を見て、そして、裏側の胞子嚢のパターンを見て判別します。お客様が撮影しているのは、リュウビンタイです。特徴として、胞子嚢が葉の周辺に局在しています。

今日のお客様は、八丈島へ移住された方とそのお友達でした。動物、野鳥、昆虫、植物と詳しい方々でした。
ヘゴの森の様々の生き物を堪能されたようです。

ヘゴの森のツアー、楽しかったですよ
この言葉はいつ聴いても良いですね。

今日は、ヘゴの森へいらしていただいて、ありがとうございました
