2022年11月5日、東京都八丈島のヘゴの森のツアーの様子

ヘゴの森ツアー

八丈島は八丈富士と三原山で構成されています。八丈富士は綺麗な円錐形、三原山は噴火と浸食を繰り返した複雑な地形をしています。

日本で見られるありとあらゆる地形が、小さな島に凝縮しますと、空模様がおかしなことになります。

ある場所は雨、ある場所は晴れ

あるいは、風の流れの関係で、ずっと雨、ずっと晴れ

という具合です。八丈島では、土砂降りのなか車を運転していたら、電柱を一本挟んでいきなり晴れたりすることも起きます。

今日のツアーはダブルヘッダーでした。午前中は雨が降りそうで、降りませんでした。

午前のお客様はラッキーでしたね

そして、午後のツアーはどうだったでしょうか?


今日は、「2022年11月5日、東京都八丈島のヘゴの森のツアーの様子」と題してのお話です。


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ヘゴの森コースの様子

午前のツアー中は、天気は良かったです。しかし、移動しますと、別の場所では雨の形跡がありました。

八丈島らしいなぁ・・・

雨が降ったら、ごめんなさいね

一応、レインウエアは持ってきましたよ

ツアーが始まりました。

都心に住んでいますと、情報はたくさん入ります。ところが、情報と自分で見るのとは大きく異なりますね。

お客様ご家族は、ヘゴの森の入り口に来て驚かれていました。

これもシダ植物なんですね

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ヘゴの森には様々なシダ植物があります。ハチジョウシダ、カツモウイノデ、リョウメンシダ、ジュウモンジシダ、そして、お客様が葉の裏の胞子嚢群を確認しているハチジョウベニシダです。

学校では習いましたが、こうなっているんですね

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入り口付近ではヘゴの樹冠は見えにくく、新芽の状態はよく分かりませんでした。お客様は、小さな個体を見て、山菜そばのような新芽があることを確認されていました。

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ヘゴの森には1,000本のヘゴが自生しています。その中には、異なる樹齢の個体があります。

成熟した個体は硬い気根に覆われ、若い個体は鋭い棘で覆われています。

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そして、ヘゴの森の中では、二股を形成しているユニークな形のヘゴも生息しています。


若いヘゴは棘だらけです。では、ヘゴの森のもう一種類の木生シダのヒカゲヘゴはどうでしょうか?

ヒカゲヘゴは棘が毛に代わった種類です。若い個体から毛で覆われています。

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ヘゴの森の中で見上げますと、空が葉身で覆われています。今日は、曇りになったり、晴れたりです。

色々な光に染まったヘゴの森を楽しむことが出来ました。

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ヘゴの森を見下ろす高台に来ました。

うゎ〜

すご〜い

ここは、誰もが感嘆の声をあげます。この一瞬でも、曇ったり、晴れたりして、ヘゴの森の色が目まぐるしく変わっていました。

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ヘゴの森の空を見ますと、青空が見えたり、曇りになったり、そして、暗い灰色の曇りになったりしました。

正直、スコールが起きても仕方がないと思っていました

ところが、ぎりぎり雨は避けられ、終始楽しいツアーとなりました。

楽しかったです

今日はヘゴの森へいらしていただき、ありがとうございました


明日のブログはお休みします。

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