2020年10月25日、東京都八丈島のヘゴの森ツアーの様子

ヘゴの森ツアー

Go Toトラベルキャンペーンで八丈島にもお客様が来島される機会が増えています。と同時に、多くの観光に関わる方々は商品開発も進めています。

今日のお客様は、ツアーの商品開発の方々です。様々な可能性の中、今回は八丈島のヘゴの森を選んでいただきました。


今日は、「2020年10月25日、東京都八丈島のヘゴの森ツアーの様子」と題してのお話です。


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商品開発のメンバーは多様性があります

たとえば、小学校の生徒さんは、先生のいうことをよく聞くことは大切だと思います。幼少期に人として共通の考え方を身につけるのは、今後、人の社会の中で生きる上でとても大切ですね。

ところが、人は成長すると、様々な視点や考え方、それに従った行動をするようになります。商品を開発、販売する上で、この人々の特有の要求に応えることはビジネスを成功するために不可欠です。

6人のスタッフはそれぞれ異なる分野からの集まりでした。経歴をお聞きすると、意外な職業から現職になったそうで、すべてのお話が面白かったです。

逆に、今回の商品開発の中心として、このような多様性をもった人々を意図的に集めたのかも知れません。

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ヘゴの森は一つでも、受け取る側はいろいろな評価をされます

それぞれ生まれも育ちも考え方も違う集団。まあ、よくチームとして成立するものだと感心しました。ところが、この違うというのはとても大切で、都会で育ち都会的な考え方をする方から、田舎で育ち八丈島の環境に理解を示される方もいらっしゃいました。

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ヘゴの森を一枚の写真として見る人、動きの中で原生林を考える人、そして、多様性の自然に重きを置いて環境全体として見る人、お客様がいらっしゃった時にどのような受け取り方をして、満足度を考える人など、スタッフからたくさんの意見が出てきました。

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私は会社の開発プロジェクトに入ったことはありません。でも、1人1人の責任のもと、それぞれの立場で意見を発する文化がとても新鮮に感じられました。


自分の知識をフルに生かし、商品開発後の先を読む人たち

ガイドする側の予定では、ヘゴの様子を見せて、映像の一部として提供し、彼らに商品への活用の機会を与えるだけでした。ところが、知らない道にもかかわらず、お客様たちは、もっと前へ進みたいといわれました。

結局、ヘゴの森の全コースを回りました。しかも、いつもと違う逆周りです。

案内する側にとっても、当たり前の道が、当たり前でない道になりました。素材は一緒、でも普段と少し違うだけで新鮮な印象を受けました。

全てが同じですと、他社の商品と区別が難しくなります。多様性の集団は、同じことをしていても、少しでも違うことを見つけようとしていました。

一見同じ。でも下地が違うと出来上がった商品は違います。場合によっては、将来、さらにサービスを改善できます。

新たな商品とはこのような行動の積み重ねから生まれるのだという、面白いものを見させていただきました。


会社の商品開発のスピードはとても速いです。今日の経験を私のガイド業にも生かせればと思いました。

今日はありがとうございました。

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