快晴の八丈島も小休止です。今日は、雲多めの一日でした。
八丈富士も三原山も山頂は雲がかかっていました。

ときどき、小雨も降りましたね
八丈島は、暑いような涼しいような不思議な気候です。
今日は、「2021年10月7日、東京都八丈島のヘゴの森のツアーの様子」と題してのお話です。
親孝行のための八丈島旅行
今日のお客様は、お母さまは四国から、息子さんは都心からいらっしゃいました。仕事に区切りができたそうで、せっかくなので、山が大好きなお母さまを誘って八丈島に来られたそうです。

午前中は、八丈富士へ行ってきたんですよ
お二人とも驚異的な体力の持ち主でした。
八丈富士を登れるお客様にとっては、ヘゴの森は簡単な場所です
お母さまは登山だけでなく、植物観察も大好きだそうです。せっかく八丈島まで来られたので、ジャングルのようなヘゴの森も体験したかったそうです。

八丈富士と比べますと、ここは簡単すぎないですか?

いいえ、ここは植物を楽しむ場所ですから、大丈夫ですよ
お客様は、写真と動画をポイントポイントで撮影されていました。

曇りの日のヘゴの森は、緑色がしっとりとしたシダ植物でいっぱいです
当然ですが、四国にはヘゴはありません。このヤシの木のような変わったシダ植物がたくさん生えているヘゴの森は、原始時代にタイムスリップしたようです。

本当に、ジェラシックパークみたいですね


ヘゴの森には、ヘゴ以外にも巨大なシダ植物があります
ヘゴの森の散策コースは一周2 km。時間にして1時間半〜2時間くらい歩きます。
その散策路沿いには、ヘゴ以外の大きなシダ植物もあります。
これはリュウビンタイといいます。シダ好きなお客様には人気の植物でもあります。

こちらは、ヒカゲヘゴといいます。ヘゴは棘だらけですが、ヒカゲヘゴはその棘が毛に変化した植物です。

食べられますよ

ヘゴの森はヘゴが植わっていますが、散策コースの中間地点付近にはヒカゲヘゴがたくさん植わっている場所があります。ここはフランスからの映像作家のお客様も撮影していました。

お客様には人気の場所です
曇りの日はシダ植物の本当の緑色がよく映えますね
今回のお客様は、八丈富士に登るための十分な装備でいらっしゃいました。
ヘゴの森は、意外と、脚をくじいたりする危険性があるのですが、足回りもバッチリなので、楽しく散策できたそうです。

案内する側もほっとしています
今日は、親孝行旅行にヘゴの森を選んでただいて、ありがとうございました