2023年9月14日、東京都八丈島のヘゴの森のツアーの様子

ヘゴの森ツアーの様子

八丈島は、ときどきスコールは起きますが、青い空と碧い海が広がっています。八丈富士も、三原山も、八丈小島もきれいに見える一年で一番絵になる季節です。

ある程度は予約で埋まっているものの、ヘゴの森ツアーは、ときどき空いていることがあります。

今日のお客様は、珍しい前日の予約でした。


今日は、「2023年9月14日、東京都八丈島のヘゴの森のツアーの様子」と題してのお話です。


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健脚のご家族

お客様のご予約では、ヘゴの森コースでした。車から降りてきたお客様の姿を見て、

ん!?

この人たち、ぜったいにヘゴの森コースのレベルではない・・・

と思いました。お話を伺ってみますと、昨日は、八丈富士+お鉢めぐりをしたとのこと。

ヘゴの森コースからヘゴの森散策路全コースにランクアップし、八丈島の植物を楽しんでいただくことにしました。


ヘゴの森コースの様子

ヘゴの森コースでは、文字通り、木生シダのヘゴを楽しむエリアです。黒潮暖流がくることから、八丈島はヘゴの北限にあたります。

ヘゴは、シダ植物ですので、中心に新芽が見られます

これ、食べられるんですよ

へぇ〜

山菜そばでも、こんなに大きな新芽は入っていないんですけれどもね

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成熟したヘゴの茎は気根という硬い根で覆われています。凸凹していて、水分を求めるコケが気根の周りについています。

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一方、若いヘゴの茎は鋭い棘で覆われています。写真では分かりにくいですが、ぞっとするくらいの棘がびっしりと生えています。

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晴天のヘゴの森を見上げた景色です。

今日のヘゴの森は美しいですね

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ヘゴの森では、棘のあるヘゴと棘が毛に変わったヒカゲヘゴが主に生息しています。下から上までこげ茶色のものがヘゴ、下がこげ茶で上が金色なのがヒカゲヘゴです。

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ヘゴの森を見下ろす高台にきました。切れ味の良い青空と眩しい緑のコントラストが最高です。

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ヘゴの森散策路全コースの様子

今日のお客様は、山道を歩いても怪我をするイメージが全く湧きませんでした。そのくらい、歩くのが慣れているといえます。

自然も大好きなご家族ですので、コースを一周することにしました。

そんなツアーですが、私たちが歩いたところを振り返りますと、道が全く見えません。

ほんとうにジャングルですね(笑)

ここにはハチジョウグワが生息しており、八丈島の養蚕と黄八丈の歴史を解説しました。

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次はスギの墓場を回りました。

もともと、八丈島にはスギは生息しておりません。戦後の植林政策で植えたものが、現在の大きなスギとなっています。

フウトウカズラは、このスギに絡んで上に登って光合成をする性質があります。ただ、登るときに樹皮に穴を開けてしまうため、樹勢が弱くなり、枯死してしまいます。

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初代のヘゴの森のガイドさんのお話ですと、ヘゴの森はシダ植物が40種類くらい見られます。ここでは2種類解説します。

葉の周辺に胞子嚢群が見られるのは、リュウビンタイ。スダジイの根本に花を咲かせるように葉を広げているのがオオタニワタリです。

オオタニワタリは、スギに着生しています

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ヘゴの森内には、スギと同じ高さにまでなる、ビロウ(ヤシ)が見られます。

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変わった昆虫ですと、これ。木の周りに木くずが見えますね。


これは、シロアリの蟻道です

樹勢が弱くなったヒサカキに、シロアリが巣を作りました。よく見ますと、出入り用の小さな穴も見られます。

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トゲトゲはヘゴ、動物の毛のようなフサフサはヒカゲヘゴです。お客様は、ヒカゲヘゴの新芽を楽しんでいらっしゃいました。

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今日はありがとうございました。

コース変更して、八丈島の植物を楽しめてよかったです

こちらこそ、今日はヘゴの森にいらしていただき、ありがとうございました。


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