昨日はヘゴの森のガイドのダブルヘッダーでした。午前中は、ツアーの途中で大雨になり、レインウェアが役に立ちました。

暑かったですけれども、着といてよかったですね
そう話し合いながら、お別れしました。
さて、今日は、昨日の午後のツアーのお話です。空は、灰色ですが、どうだったでしょうか?
今日は、「2022年9月8日、東京都八丈島のヘゴの森の午後のツアーの様子」と題してのお話です。
準備万端のお客様たち

八丈島に来られてから、どちらへ行かれましたか?

八丈富士を登り、お鉢めぐりもしてきました
お2人とも、山には慣れていらっしゃる方々でした。

それでしたら、ヘゴの森は、楽勝ですよ

でも、私たち、山登りに来たのではなくて、ヘゴの森の動植物を楽しみに来たんですけれどもね

ヘゴの森コースの様子
ヘゴの森では、都心では見られないシーンがたくさん見られます。雨が多いことから、様々なシダ植物が生えています。
栄養葉と胞子葉と分業しているマメヅタ、若いヘゴの棘や年輪のない断面、珍しい二股のヘゴなどをお見せしました。





プロの写真家さんたちは、特定の季節を狙って、この当たりから撮影しているんですよ

へぇ〜、そうなんですか
では、私も
お客様は、ヘゴの森の下から見上げる角度の写真を撮影されていました。


午前中、大雨が降りましたので、ヘゴの樹冠の色が鮮やかになっていました。

うぁ〜、すごいですね


ヘゴの森散策路全コースの様子

今日は、ヘゴの森散策路全コースですので、山道に入りますね

はい、分かりました

空が灰色ですので、いつ雨が来るか分かりませんが、降ったらごめんなさいね

大丈夫ですよ
ヘゴの森散策路全コースの山道を登りますと、見渡しの良い場所に着きます。ただ、見下ろしても、道は見えないですね(笑)。

スギの木が、フウトウカズラによって枯れ、倒木されている場所は、自然の状態で間引きがされているようです。


これは、ヒトツバです
八丈富士の鉢巻道路の法面の上の方にたくさん見られますね

この茶色いのが胞子ですよ
お客様は、葉の裏側の胞子嚢群の様子を観察されていました。
実は、お客様は、生物系の研究者でした。一つ一つ解説を確認しながら、散策されていました。

散策路には、巨大なビロウヤシが生息しており、木の幹にはヒトツバやシシランが着生していました。

1本のヒカゲヘゴが生えている場所へきました。ヒカゲヘゴの特徴である毛、新芽、ヘゴの特徴である気根を紹介しました。

ジャングルを散策し、コースの上まで来ました。

こちらから見えるのが、ヒカゲヘゴの森ですよ

きれいですね

雨を心配していましたが、わずかに小雨があったくらいで、ツアーは、曇り空を除けば、終始いい天気でした。

八丈島には、たくさんの温泉がありますので、色々楽しんだほうが良いですよ

そうですね

また、冬はザトウクジラが来ますので、そのときもおすすめです

ありがとうございます

今日は、ヘゴの森へいらしていただき、ありがとうございました

明日のブログの更新は、お休みします。