昨日は雨が降ったりやんだりで、空も曇りでした。1日が経ち、今日は青空が見られました。

八丈富士、三原山、八丈小島の山頂がきれいに見られましたね
久しぶりのいい天気です。こんな天気な日ですから、今日は雨具の心配は全くありません。
八丈島は海に囲まれていますので、南の島ですが、最高気温は30˚C近くで止まります。そして、ヘゴの森の中は、さらに涼しいので、想像したよりも快適です。
今日は、「2022年8月19日、東京都八丈島のヘゴの森のツアーの様子」と題してのお話です。
ヘゴの森コースの様子
森の中では、絶滅危惧II類(VU)のタネコマドリやイイジマムシクイの声がしていました。今日は、雨が降っていませんので、水浴び場に集まっていました。

ヘゴの森は広いですが、ここ、私有地なんですよ
オーナーのものと、ご協力された方々によって、各エリアと散策路が作られました

では、オーナーさんのお庭にはいっているということですか?

そうですね
簡単に言いますと、そういうことになります

それでガイドさんが一緒でないと、中に入れないと・・・
ヘゴの森ツアーでは、初めにこのような説明をしてから、案内を初めています。
旧道を説明したり、散策路の谷側は、基本、絶壁で危険だったりと、ときどき立ち止まりながら解説をします。

ヘゴの森には若いヘゴと成熟したヘゴがあり、それぞれの茎の触り心地が違います。若いヘゴは鋭いトゲで、成熟したヘゴは硬い気根で覆われています。
若いヘゴを触ったお客様は、

これは、やばいわ!
とおっしゃっていました。


今日のヘゴの森は強い日差しが差し込んでいました。写真では分かりませんが、逆光が強すぎて、肉眼では何も見えない状態でした。

だいたい、写っているかなぁ・・・?
という感じでシャッターを切りました。


ヘゴの森には、変わった形態のヘゴがあります。写真を見ていただければ明らかなように、中心の個体は上部が二股に分かれ、それ以外の奥の個体は上部が一つです。
このような偶然に発生した個体も、稀に見られます。

ヘゴの森コース内で見られる炭焼き窯の跡、ヒカゲヘゴを紹介したあと、ヘゴの森を見下ろす高台へ来ました。
お客様は慣れない道ですので、足元に視線をおいていましたが、

見上げて下さい
と促されて目の前に広がる景色に感嘆の声をあげられていました。

今日は、天気もよく、ヘゴの森コースに流れる川は干上がっていました。それに関係しているのかもしれませんが、カは見られませんでした。

今日が八丈島旅行の最終日なんですよ

それでは、怪我防止のため、最後まで気を抜いてはいけませんよ

そうですね
そんなやり取りをしながら、お客様とスタート地点に戻りました。

今日は、ありがとうございました
おもしろかったですよ

いいえ、こちらこそ
今日は、ヘゴの森へいらしていただき、ありがとうございました

出張のため、しばらくの間、ブログの更新をお休みします。