ヘゴの森ツアーの運営を任されるようになってから、1年が過ぎました。
たった1年間ですが、初代ヘゴの森ガイドさんと先輩ガイドさんの私が知らなかった苦労を、体験してきました。そして、3人のガイドさんを含む周囲の方々からの細かな支えも知ることになりました。
「お客様がヘゴの森ツアーを安全に楽しく過ごされる」
という当たり前のサービスですが、1年を振り返りますと、簡単なようで実行が難しいですね。
さて、連日の好天の八丈島です。

ヘゴの森はどうだったでしょうか?
今日は、「2022年8月9日、東京都八丈島のヘゴの森のツアーの様子」と題してのお話です。
ヘゴの森コースの様子
今年の八丈島は好天が続いています。ですが、よ〜く見ますと、空模様な細かく違います。
私は、連日、ヘゴの森に入っていますが、空の様子は毎日違いますね。それにともない、ヘゴの森の光の入り方が違います。

毎回、緑の色が違うので、飽きないですね
お客様をご案内し、ヘゴの森の入り口に来ました。今日は、好天でも、雲の割合が多いので、緑色の階調が広く、ヘゴの森の色の豊かさを再確認出来ました。

雨は降っていませんので、小川は干上がり、アカハライモリは見られませんでした。
入口付近のヘゴの茎を解説しました。茎を覆っているのは、硬い気根です。
お客様は、「根」と聞いて、柔らかい構造を想像していましたが、「根」の硬さに驚かれていました。

曲がったヘゴの気根も、板状で硬いですね


ヘゴの森を更に進みます。小さなカメラマンさんもヘゴを撮影されていました。

見上げますと、青空の場合は、ヘゴの葉身の色がハッキリします。でも、今日のように、曇りですと、白バックの深緑色の割合が増えてきます。

お客様が地面にカメラを構えていました。何をしているかといいますと、アカハライモリの撮影をしていました。
昨日は、水が豊富だった小川も、今日は干上がっていました。アカハライモリは、水を探して、陸に上がっていました。

若いヘゴの茎(幹)です。写真では分かりにくいのですが、鋭いトゲでびっしり覆われています。
お客様たちは、マクロで撮影していました。

ヘゴの森には、木生シダはヘゴとヒカゲヘゴがあります。タネコマドリのさえずりを聞きながら、お客様は写真を撮影していました。

ヘゴの森を見下ろす高台に来ました。空を見上げますと、雲が動いていました。

少し、風があったのかもしれません
明るくなったり、暗くなったりするヘゴの樹冠の様子を、お客様は撮影されていました。


今日のヘゴの森の様子です
私が撮影したときは、薄曇りでした

今日は、ヘゴの森の中を流れる小川は干上がり、それにともない、カの頭数が激減していました。

快適に散策できましたね

同じ東京なのに、ヘゴの森は、ジャングルのようで、別世界でした

きれいでした

明日も、色々な八丈島を楽しんでくださいね

今日は、ヘゴの森へいらしていただき、ありがとうございました