現在(2021年7月20日)、諸事情がありまして、ヘゴの森のツアーの新たな募集を、一時的に中止しております。来週、八丈島観光レクリエーション研究会のwebpageで新しい情報が公開予定です。
今週は、募集停止以前にご予約をいただいたお客様のみとなります。

ご不便をおかけいたします
空を見上げれば、青空です。八丈島の観光には最高の天気となりました。
今日は、「2021年7月20日、東京都八丈島のヘゴの森のツアーの様子」と題してのお話です。
ヘゴの森散策のために準備万端のお客様
今日のお客様は、見た瞬間に

大丈夫
と思いました。装備が完璧です。

ヤシの木に似たシダ植物のヘゴ

ヘゴの森の入り口に来ました。私が説明するまで、ヘゴはヤシの木に見えたそうです。

これは、全くの同感です
私もヘゴの森に初めて入ったとき、何が珍しいのか全然分かりませんした(笑)
ヘゴの幹は気根に覆われています。湿度の高い八丈島では、この形態が水を吸収するには最適なのです。

ヘゴの木は、木性シダであって、樹木ではありません
日本は春夏秋冬がありますね。特に冬は植物の生長が遅くなります。

これが樹木ですと、年輪となるわけです
ところが、ヘゴは木のように見えて、樹木ではありません。ですので、幹の横断面には年輪がありません。

ゴワゴワの毛に覆われたヘゴ
ヘゴは鋭いトゲだらけです。学名はCyathea spinulosaといいますが、spinulosaは棘という意味です。
危ないですが、お客様にそっと触らせて、体感してもらっています。
さて、ヘゴの森にはもう1種類のヘゴがあります。棘が毛に変わったヒカゲヘゴです。
春はもふもふの毛なのですが、梅雨そして夏になりますと、その手ざわりはゴワゴワになります。

絵になるヒカゲヘゴの森
ヒカゲヘゴは毛に覆われています。森に光が入りますと、写真では分かりにくいですが、金色になります。

この場所は、フランスからの映像作家さんも撮影した場所です。お客様も持参したカメラで撮影されていました。

お話を伺いますと、昨日は晴花日(ハレカヒ)さんのツアーで裏見ヶ滝やポットホールをご覧になったそうです。
運転が慣れていないお客様ですと、都道215号の登龍道路、そのあとのこん沢林道は危険ですからね。

正しい選択だと思います

午後から晴花日のガイドさんと八丈富士に行きます

元気がありますね
ガイドさんといっしょなので、楽しく八丈富士登山ができると思います
八丈島では、晴花日さん以外にも、複数のガイドさんがあります。

ぜひ、利用して安全に楽しく八丈島を満喫してくださいね
八丈島の自然ガイドさん
