中学生時代、私は修学旅行を2回やっています。一回目は北海道、二回目は引っ越して別の中学校になってから奈良・京都へ行きました。

ずるいですね

まあまあ、高校は修学旅行の無い学校でしたので、トータルとしては同じ回数しか修学旅行には行っていません(笑)
今日は、「2022年5月20日、東京都八丈島のヘゴの森のツアーの様子」と題してのお話です。
青ヶ島中学校の修学旅行のコースに、ヘゴの森が選ばれました
ヘゴの森が青ヶ島中学校の修学旅行のコースになったことは、実は、前々から決まっていました。時間をかけて、青ヶ島中学校の先生とメールでやり取りをしていました。
ただ、みなさん、ご存知の通り、青ヶ島―八丈島間は天候によっては行き来出来なくなることもあります。ですので、関係者は内心ひやひやしていたかもしれませんね。
ヘゴの森には青ヶ島への帰途によられました。

ヘゴの森ツアーの様子
青ヶ島中学校は、少し変わったシステムになっていました。3人の学生さんたちは、親元を離れて生活する留学でした。

へぇ〜
そんなシステムがあるんだ・・・

青ヶ島に住み始めてから数ヶ月なんですよ

それならば、青ヶ島の気候に近いヘゴの森の植物の様子を紹介しても大丈夫ですね
学生さんたちは、枯死したヘゴの横断面は空洞であったり、若いヘゴは棘だらけであったり、とても驚かれていらっしゃいました。



あっ
木が倒れている・・・
昨年の台風16号によって引き起こされました倒木です。学生さんは、スギの木の根の張りが浅いのを、ご自身の目で確認されて驚かれていらっしゃいました。


あっ、かわいいですね
青い色の花のツユクサは知っていますが、この花は白いですね
学生さんは、トキワツユクサの写真を撮っていました。

もともとは、ヘゴの森コースでしたが、お客様の服装と足回りを見て、ヘゴの森散策路全コースへ変更しました。
スギの墓場を通ったり、ヒトツバを直接触ってもらいました。


学生さんたちは、リュウビンタイやマメヅタなど、実際に触ってもらって、ソーラス(胞子嚢群)のパターンや、葉の役割の分業の様子を見てもらいました。



あっ
イモリがいる
ヘゴの森では、今が、アカハライモリの繁殖期です。ヘゴの森に流れる小川には、アカハライモリが近くで見られます。

学生さんたちは、直接イモリを触っていました

長い修学旅行の日程です。引率の先生方々も大変だったと思います。
学生さんたちは元気でしたね。

明日、青ヶ島に帰るんですよ
青ヶ島―八丈島間は、天候によっては船もヘリコプターも欠航が出てしまいます。

明日は無事に帰られるといいですね
今日は、ヘゴの森へいらしていただいて、ありがとうございました