今日の天気も、予報ではあまりよくありませんでしたが、最終的には晴れ間が見られました。

相変わらず、八丈島の天気は読めませんね(笑)
でも、いい方に変わりましたので、良かったです。
2022年のゴールデンウィークは、ヘゴの森は怒涛のお客様ラッシュでした。最終日はどうだったでしょうか?
今日は、「2022年5月8日、東京都八丈島のヘゴの森のツアーの様子」と題してのお話です。
ヘゴの森エリアの様子

神奈川県から来ました
今日のお客様も神奈川県からいらっしゃいました。ヘゴの森は、今、神奈川県民から熱い視線を受けているようです(笑)。
ヘゴの森エリアは、日に日にシダ植物が大きくなっていっています。足元のリョウメンシダ、シロヤマシダの高さが高くなっているのが分かるでしょうか?

最近では、アカハライモリが人気です。今は、繁殖のためにたくさんのイモリが小川で泳いでいます。

成熟したヘゴは気根に覆われています。調べてみますと、気根には、水分の吸収の役割や硬化することで茎の支えの役割も果たすそうです。

ヘゴの幹の断面は、通常の樹木と異なります。年輪はありません。また、側面の葉柄が落ちたところは、きれいな亀甲模様が見られます。

今日は曇り空でしたので、色の発色な自然のままです。深緑から黄緑まで階調豊かな幅広い緑色のヘゴが見られました。

ヘゴの森散策路全コースの様子
ヘゴの森散策路全コースは、文字通り、植物の散策がメインになります。お客様が撮影していますのは、スギの根です。
2021年10月1日に八丈島を直撃した台風16の強風で、スギが倒れました。意外と、スギの根は張っていないですね。

お客様が触っていますのは、小さなシダ植物です。

先端がくるくるっと丸まっていますね
写真には載せていませんが、葉をひっくり返しますと、2本の胞子の茶色い線が見られます。

シシランといいます

ヘゴの森にはいたるところに、ターザンが使うようなツル性の植物が見られます。

テイカカズラといいます
最近は、危険防止のためにやっていませんが、人がぶら下がっても大丈夫な強度を持っています。

今年のゴールデンウィーク中、オオタニワタリの写真がよく出てきましたね。

これを順に追って見てください
オオタニワタリの新芽の成長がわかります。初めは根本しか無かった新芽も、今では立派な葉になりつつあります。

今日で、2022年のゴールデンウィークが終わりました。このブログで紹介していなかったツアーを含めますと、合計16ツアーが開催されました。
ときどき、雨もありました。中止になったのは1回だけ。

全体としては、事故もなく、よかったですね
ただ、ガイドとしては、細かいところで反省もあり、今後に活かしたいと思っています。
面白いことに、今日のお客様を含め、特定の県からいらっしゃった方々ばかりでした。

神奈川県民の皆様、ゴールデンウィーク中、ヘゴの森をごひいきにしていただいて、ありがとうございました(笑)