八丈島に住んでいますと、私は、曇り、雨、あるいは暴風雨のイメージが強いです。

まあ、年間3,000 mm雨が降りますからね
ですので、今年のゴールデンウィーク後半の連日のいい天気は、まさに幸運です。
都道215号を車で走りますと、レンタカーとよくすれ違いますね。

安全運転で、この幸運をプラスして、いい旅にして下さいね
さて、今日のお客様は八丈島旅行のリピーターさんです。
美しい海に惹かれてダイビングから始まり、山へ視線を向けましたところ、八丈島にはまだまだ知らないことがあるということに気づいたそうです。

ですので、足は自然と山へ向かいました
今日は、「2022年5月6日、東京都八丈島のヘゴの森のツアーの様子」と題してのお話です。
昨日は三原山
2021年10月1日に台風16号が、八丈島を直撃しました。これを境に、八丈島の林道では、土砂崩れが不規則に起きるようになりました。

林道の散策はとても楽しいのですが、予想外の土砂崩れが起きますので、最近はあまり勧めていません

いつも通っているガイドさんと行くのがおすすめです

昨日は、三原山に行ってきたんですよ
色々な植物を紹介してもらいました

なるほど
ヘゴの森は、似て違うところもありますので、もしかしましたら、面白いものに出会えるかも知れませんね


ヘゴの森エリアの様子
ヘゴの森では、何でも実際に触って、確認できます。お客様が触っていますのは、ヘゴの幹の硬い毛(気根)です。

ヘゴの上部は葉柄が落ちやすい部分です。そして、落ちた部分はきれいな亀甲模様となっています。

ヘゴの森を見下ろす、展望のいい場所に来ました。ゴールデンウィークは、ほぼ毎日入っていますが、よ〜く見ますと、成長していて、ヘゴの新芽の大きさが変わっています。

ヘゴとヒカゲヘゴの両方が見られる場所に来ました。手前がヘゴ、後ろがヒカゲヘゴです。

ヘゴの森の散策路の様子

これ、何ですか?
お客様が尋ねられたのは、ヘゴの森の下に生えいている草のようなものです。

これは、キミズですね
地味ですが、今は花の時期で、このあと実が紫色になります。

ヘゴの森には、様々なシダ植物が生息しています。ここでは、お客様は、ヒトツバ、シシラン、リュウビンタイを直接触れていました。




昨日の三原山では、樹上に白っぽい花があったんですよ

もしかして、これですか?

そうそう
あれ、近くで見ますと、葉のように見えますね

そうですね
これはシロダモの新芽です

触るともふもふですよ
今は、シロダモの新芽の季節です。写真では分かりにくいですが、ウサギの耳のように本当に触り心地のいい、もふもふふ感を味わえます。

スダジイの根元付近に大きな葉っぱがありました。これは草ではなく、オオタニワタリというシダ植物です。

お客様は、ところどころに生息しているご自身よりも大きいヒカゲヘゴを見たり、触ったりしていました。

最近の私のお客様は、全て神奈川からいらっしゃいました。

どちらからいらっしゃいましたか?

東京です

ここも東京ですけれどもね

笑
私も、ついに本土は神奈川以外の土地があることを知りました(笑)。

今日は、楽しかったですよ

ヘゴの森へいらしていただいて、ありがとうございました

