2020年3月11日のヘゴの森のツアーの様子

八丈島のフィールド

 この時期の八丈島の天候は安定しません。前夜も大雨でした。しかし、当日の八丈島の天気は晴れでした。日差しが強く、ヘゴの森(ジュラの森とも呼ばれています。)の中の遊歩道は光と陰がパッチ上に連なるうつくしい景色となりました。

 今回のお客様は取材関係です。天気も回復し、とてもラッキーです。

 ヘゴの森では、私が写真をやっている関係から、写真や映像撮影のお客様からのご依頼があった場合は私がガイドすることになっています。あらかじめ調べていたポイントをお客様に紹介しました。お客様も「綺麗だ・・・。」と何度も口にしながら、撮影に没頭されていました。

 これまで、日本人を初め様々の国からのお客様をご案内してきました。

 海外のお客様は、緑が大好きで、特に薄曇りの天気の光を大切にし、明るい緑から深い緑まで階調豊かな状態を好みます。尋ねてみると、自国は身近に森がなく、ましてやヘゴのような植物は熱帯植物園でしか見たことがないとのことでした。

 日本のお客様は、青空の太陽や光を大切にします。輝き、葉を通過した透過光などのきらめき、そして光と対の陰も大切にします。コントラストの美を好みます。

ヌカボシクリハラン Neocheiropteris ningpoensis iPhone8

 国柄って出るんですね。

 私は撮影の邪魔にならないよう、離れてお客様の様子を観察しました。ヘゴの森でガイドすると、プロの写真家や映像作家と接する機会が多々あります。お仕事の邪魔になってしまうので、話しかけませんが、後姿やカメラの動きから、プロの写真や映像に対する考え方を学ばさせてもらっています。私にとっては、このガイドは役得です。

 お客様にご迷惑がかからないようにするため、実際の撮影シーンの写真の掲載は今回は遠慮します。撮影された写真や映像は全て採用されるわけではなく、紙面や編集上で挿入が難しく、出ない場合もあります。八丈島のヘゴの森の情報が、この記事を読んで下さっているみなさんの元へ無事に届くことを祈っています。

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