午前中はヘゴの森のガイドの予定でしたが、キャンセルとなりました。時間ができましたので、八丈島を回りました。
今日は、「2020年11月12日、東京都八丈島にあるこん沢林道へ行ってきました」と題してのお話です。
登龍道路の運転は慎重にお願いします
こん沢林道へ行くためには、登龍道路を通らなければなりません。
しかし、登龍道路は、ヘアピンカーブの多い道です。交通事故多発地帯として島民には知られている場所です。
そのため、多くのレンタカー屋さんは、登龍道路へ行くのを勧めていません。
どうしてもという場合は、下記の自然ガイドさんと一緒に行けば大丈夫です。


こん沢林道走行時の注意点
こん沢林道はここにあります。
林道は、道幅の広い都道とは異なります。作業道ですので、最低限の舗装しかされていません。
いつでも止まれる速度で、対向車から視認されやすいようにヘッドライトをONでお願いします。
その他の注意点はこちら
こん沢林道はいつもにも増してきれいになっていました
さきほども書きましたが、林道は作業道です。道の状態も都道とは比べ物にならないくらい悪いです。
道は枯れ葉で覆われて下は見えないし、小枝が落ちているのは普通です。
ですが、今回のこん沢林道はとてもきれいでした。作業が入ったのがわかります。

法面に生えていた草も刈られていました。

側溝に溜まっていた枯れ葉や小枝を全て取り除く徹底ぶりの作業です。

先日の大雨で起きた土砂崩れ跡です。土砂はきれいに取り除かれました。

いつも定期的にきれいにしていただいて、ありがとうございます。
こん沢林道の看板について
私を含め本土から来た人は、看板というとこれを連想しますね。

お馴染みの丸い頭のパネルと説明の長方形のパネルで構成されています。情報といえばこれですね。
でも、八丈島は海に囲まれています。1年を通して潮風、強風、大雨です。普通の看板は寿命が短いです。
そのため、八丈島では石の看板があります。

足元にあり、ときとして、草に覆われて見づらくなるのですが、耐久性はピカイチです。島民の知恵ですね。
こん沢林道はポットホールへ行くために使います
こん沢林道はどこへ行くために使うかといいますと、終点のポットホールです。ポットホールは水や小石の力で削れてできた穴(甌穴といいます。)です。
ポットホールの数は、自然ガイドの山小屋の島田さんが全て数えたそうです。距離200 mのエリアに700個近くあるといわれています。


ポットホールは、晴れ、曇、小雨程度でしたら、いつでも絵になる場所です。私も八丈島の中では、上位に来る場所ですね。
行ける条件が揃いましたら、ぜひ見に行ってくださいね。


