2021年7月3日、東京都八丈島のある森でヤコウタケが満開でした

菌類

八丈島は雨が続いていましたね。最近の1日あたりの平均降水量は45 mmでした。

ここまで降りますと、三原林道は、土砂崩れで通行止めとなり、現在も続いています。そして、今日(2021年7月4日)、登龍道路も、土砂崩れで通行止めとなりました。

三原林道の通行止めは、2021年7月5日13:00-解除になりました。

登龍道路の通行止めは、2021年7月8日14:00-解除になりました。

解除になるまでのしばらくの間は、山沿いへは行ってはいけません


さて、最近の1週間、私は、光るキノコの撮影ツアーでお客様を案内していました。雨の影響もあり、シイノトモシビタケ、エナシラッシタケ、ヤコウタケが見られました。

ただ、見え方としては、もうひとこえ欲しかったですね

そして、お客様が去ってから、状況が変わりました。


今日は、「2021年7月3日、東京都八丈島のある森でヤコウタケが満開でした」と題してのお話です。


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八丈島の土地の9割は私有地です

本土からのお客様の方々はご存知ないかもしれませんが、八丈島の土地は、国立公園ですが、実は9割は私有地です。

「山はみんなのもの」ではなく、八丈島では、「誰かのもの」です

ですので、山に入る場合は、私も必ず土地の所有者にお伺いをし、許可をいただいています。

そして、所有者の方々に対して、不快にならないように、失礼のないように振る舞わなければなりません。


ヤコウタケの子実体が満開でした

2021年7月3日の夜のヤコウタケはこんな感じでした。

ヤコウタケMycena chlorophos
EOS 6D Mark II+EF50mm F2.5 Compact Macro

1本の木に10個以上のヤコウタケがついていました。八丈島5年目にして、こんなたくさんの自生のヤコウタケを初めて見ました。

通常、子実体を作るためには、リソースが必要です。でも、リソースの奪い合いになり、子実体にならないこともあります。

ですので、通常、自生のヤコウタケは、単体で子実体を形成します

私も、4年間、ヤコウタケを見てきましたが、小さな群生は1度だけ。多くの場合は、単体でした。

ところが、この子実体の群生は、樹上まで続いていました。

ヤコウタケMycena chlorophos
EOS 6D Mark II+EF16-35mm F4L IS USM

ヤコウタケの子実体を形成するまでの最近の気象条件

今後のガイドの参考になりますので、最近の気象条件を調べてみました。

1日あたり
平均降水量45 mm
平均湿度99% R. H.
明(時間):暗(時間)14:28L:9:32D
平均日照時間1.1 h

これの条件が6日続くと、ヤコウタケの子実体が見られました。

ちなみに、繰り返しになりますが、こんなヤコウタケの群生を見たのは、八丈島に住んだ5年間で初めてでした。

ヤコウタケMycena chlorophos
EOS 6D Mark II+70mm F2.8 DG MACRO Art

以前、私は、光るキノコの写真撮影の師匠に、

自生のヤコウタケは、群生はならない

と言いました。師匠は、

稀に群生になりますよ

と言っていました。そのときは、

またまた、ご冗談を・・・

と思っていましたが、現実に起きるのを見て驚かされました。まあ、5年に1度ですので、立ち会えただけで、私はとてもラッキーでした。

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